犯(や)る男 作品情報

やるおとこ

殺人罪で指名手配中の吉井(川瀬陽太)は、電車で痴漢した女の後を付け押し込み強盗をしながら運河沿いのテントで愛犬・ヨシコと暮らしている。そんなある日、獲物の女・麻里(凉川絢音)のバッグを物色した吉井は、その携帯の写真に写る眼帯の女・ユリ子(朝倉ことみ)に亡き妻・路子(和田光沙)を思い出す……。白昼堂々と住宅街に現れる吉井。ユリ子の家に到着すると、裏から泥棒キットを使い侵入する。部屋の奥には全裸のユリ子が鎖で監禁されていた。金は夫が管理していることを知り、吉井はユリ子を犯す。夜になり夫が帰宅すると吉井は後ろから頭を殴打、財布を奪い去って行く。翌朝、テントを出た吉井は、川岸に流れついたユリ子を発見する。人工呼吸で息を吹き返した彼女をテントに入れ、仕事に向かう吉井。電車内で中年主婦・和子(朝宮涼子)を今日の獲物と決め、いつものように痴漢行為を始めると欲求不満な主婦らしく積極的に求められ、ホテルに行く。事後、和子の財布からカードを抜き暗証番号を聞く吉井。脅された和子はいいなりになるしかなかった。テントに戻った吉井に、ユリ子はDVを止めない夫を殺害した後、自殺したと告げる。行き場の無い二人と一匹の犬の奇妙な同居生活が始まった。吉井は仕事に出掛け、ユリ子は食事を作る。夫婦の様な生活にユリ子は自分の居場所を見つけたことを実感するが、突如ヨシコが車に轢かれて死んでしまう。一方、吉井は結婚間近の絵麻(瀬戸友里亜)を拘束しようとするが、激しく抵抗され彼女の首を絞める。その悶絶する表情が路子と交錯し、何も取らずに逃げるように立ち去る。ヨシコの死に激しい動揺を隠せない吉井を助けたいと考えたユリ子は、家庭問題解決アドバイザーの麻里に救いを求める。義足で現れた麻里は、あの時の犯人だと直ぐに気付くが、吉井は無反応で生気が無い。数日後。警察手帳を手にした二人の男が吉井を逮捕。ユリ子は、運河沿いの住まいを後にする。やがて刑期を終えた吉井は、電車の中で男を誘う和子を発見、妊娠中の絵麻と道ですれ違う。そして気が付けばユリ子の家に来ていた。吉井は、笑顔で迎えるユリ子に導かれ部屋に入るが……。

「犯(や)る男」の解説

コンスタントにピンク映画の制作を続ける映画会社・大蔵映画による新たなプロジェクト「OP PICTURES+」第1弾。過去のトラウマに囚われる男と現在に絶望する女が、互いの足りないものを埋め合うように惹かれあっていく姿を「欲望に狂った愛獣たち」で第27回ピンク大賞最優秀作品賞を受賞した山内大輔監督が描く。出演は『ヤンキー先生(ティーチャー)』の朝倉ことみ、『ダブルフェイス 愛の逃避行』の朝宮涼子、「紅い発情 魔性の香り」の瀬戸友里亜、「乃梨子の場合」の和田光沙、「ローリング」の川瀬陽太。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年8月22日
キャスト 監督山内大輔
出演朝倉ことみ 凉川絢音 朝宮涼子 瀬戸友里亜 和田光沙 川瀬陽太 野村貴浩
配給 オーピー映画
制作国 日本(2014)
年齢制限 R-15
上映時間 70分

(C)2015 OP PICTURES

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最終更新日:2022-07-26 11:03:25

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