三婆 作品情報
さんばば
身寄りのない“三婆”の奇妙な三角関係
金融業「武市産業」の社長・武市浩蔵が、神楽坂にある妾の駒代の家の風呂場で倒れ、そのまま他界した。昭和三十八年の初夏である。知らせを受けた本妻の松子と故人の妹・タキは神楽坂へ駆けつけ、武市産業専務・瀬戸重助の尻を叩き、通夜の場を強引に北沢の本宅へと移した。駒代流にいえば、松子は“かぼちゃ婆ぁ”であり、六十歳になってもバージンだというタキは“電気クラゲ”に似て薄気味の悪い存在である。
「三婆」の解説
金融業の社長が急死したために、本妻と妾と小姑が同居生活することになり、身寄りのない“三婆”の欲の皮のつっぱった奇妙な三角関係が展開される。原作は有吉佐和子の同名小説の映画化。脚本は「放課後」の井手俊郎、監督は「塩狩峠」の中村登、撮影は「日本侠花伝」の村井博がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:中村登
出演:三益愛子 田中絹代 木暮実千代 |
---|---|
制作国 | 日本(1974) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「三婆」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。