ジゴロ・イン・ニューヨーク 作品情報

じごろいんにゅーよーく

ニューヨーク・ブルックリンで祖父の代から続く本屋をたたむことになったマレー(ウディ・アレン)は、友人のフィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)相手にボヤいていた。妻は働いているが、4人の子供を抱えて失業したマレーは、かかりつけの皮膚科の女医パーカー(シャロン・ストーン)からレズビアンのパートナーとのプレイに男を入れたいと相談を受け、1000ドルで紹介すると持ちかける。マレーは、定職に就かず、数日前から花屋でバイトを始めたフィオラヴァンテをおだて、ジゴロデビューさせる。パーカーと2人だけのお試しから戻った彼は、500ドルのチップまで持ち帰ってきた。ポン引きの才能を発揮したマレーは軽快な営業トークで客層を広げ、フィオラヴァンテは女性の気持ちを理解すると言う隠れた才能で女性を惹きつけていく。マレーは、彼と違って厳格なユダヤ教宗派の高名なラビの未亡人アヴィガル(ヴァネッサ・パラディ)に熱心な営業をしていた。若く美しい彼女がずっと喪に服しているのを見たマレーは、フィオラヴァンテの“セラピー”を受けるよう説得する。フィオラヴァンテのアパートで背中をマッサージされたアヴィガルは涙を流し、その理由を聞いたフィオラヴァンテは心を揺さぶられる。そして2人は、普通の恋人同士のようにデートするようになる。しかし2人の恋は、ジゴロにとってはご法度、ユダヤ教徒にとっては禁忌だった。アヴィガルに想いを寄せる幼馴染のドヴィ(リーヴ・シュレイバー)の告発により、ユダヤ法の審議会にかけられるマレー。ポン引きの罪は石打ちの刑だという、まるで中世のような裁判だった。そのころ、フィオラヴァンテも自分の恋のせいで窮地に陥っていた……。

「ジゴロ・イン・ニューヨーク」の解説

ニューヨークを舞台に、店が潰れた本屋の主人と無職のサエない男がジゴロ・ビジネスで騒動を起こすラブストーリー。監督・脚本・主演は、「オー・ブラザー!」のジョン・タトゥーロ。出演は、「ローマでアモーレ」のウディ・アレン、「橋の上の娘」のヴァネッサ・パラディ、「大統領の執事の涙」のリーヴ・シュレイバー。

14年ぶりに自身の監督作以外への出演を果たしたウディ・アレンを迎え、ジョン・タトゥーロが監督・主演したコメディ。ブルックリンの本屋を閉めることになったマレー。ひょんなことから友人のフィオラヴァンテをジゴロに仕立て、商売を始める。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年7月11日
キャスト 監督ジョン・タトゥーロ
出演ジョン・タトゥーロ ウディ・アレン ヴァネッサ・パラディ リーヴ・シュレイバー シャロン・ストーン ソフィア・ヴェルガラ ボブ・バラバン
配給 ギャガ
制作国 アメリカ(2013)
年齢制限 PG-12
上映時間 90分

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「K」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2014-07-20

この連休に軽くて楽しい映画を観ようと探したら、ちょうどあったのが、この映画。音楽がいい!登場人物がそれぞれ味わいがあり、大作でないが結構楽しめた。アレンやっぱり面白い!

最終更新日:2022-08-17 17:32:34

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