夜の片鱗 作品情報

よるのへんりん

太田経子の原作を映画化した風俗ドラマ

野上芳江は十九歳。彼女はレコード会社の下請け工場で働くかたわら、夜は知り合いのマダム佳代から頼まれ、バーのホステスをしていた。北見英次は、芳江が働くバーのなじみ客だったが、二度、三度と会う瀬を重ねるうち急速に親しくなっていった。ある夜芳江は誘われるままにホテルにいき、英次に身体を許した。それからの芳江はしだいに、英次との情事におぼれ、両親に無断で英次とアパートで同棲するようになった。しかし、そんなころから英次の態度が変り、たびたび芳江に金を無心するようになった。世話女房を気どる芳江だが、さすがに金が続かなかった。そんなとき英次は自らの正体を暴露した。英次はそこの盛り場を支配するヤクザだったのだ。英次は金のために芳江に売春を迫った。芳江はヤクザに対する恐怖と、いき場のない孤独からいわれるままに客をとった。

「夜の片鱗」の解説

太田経子の原作を「古都(1963)」でコンビの権藤利英が脚色、中村登が監督した風俗ドラマ。撮影もコンビの成島東一郎。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督中村登
出演桑野みゆき 平幹二朗 園井啓介 岩本多代
制作国 日本(1964)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-02-06

シネマベーラ渋谷での愛と宿命の映画特集で千葉泰樹監督の(みれん)と併せて観ました。中村登監督の冴えた演出、桑野みゆきと平幹二朗のその息の合ったコンビネーション!!ヤクザな紐(ジゴロ)への究極の愛のメロドラマ♪トリュフォー監督のウイリアム・アイリッシュ原作の(暗くなるまでこの恋を)も連想させた。駄目男への母性愛が身の破滅へと…。(みれん)も又、二人の男の間で揺れ動く女心がいじましい!!

最終更新日:2020-08-30 00:01:06

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