中島みゆき「夜会 VOL.17 2／2」劇場版 作品情報
なかじまみゆきやかいにぶんのにげきじょうばん
中島みゆきの「夜会」をスクリーンで！
上田莉花の務める、中堅出版社の美術誌編集部は、このところ、もっと客受けの良い路線へと方針変更を余儀なくされている。しかし日本画家の矢沢圭が仕上げて来たのは、地味な竹の絵だった。気まずい描き直し依頼の担当を任命された莉花だが、圭の絵を支持しながらも流れに逆らえない。どこかちぐはぐな、奇妙な弱さを、圭は鋭く見抜いていたのかもしれない。「何に対して怯えているんだ」その気掛かりは、2人の距離が狭まるにつれて、現実のものとなっていく。圭のアトリエを訪れた莉花。嵐の深夜、鏡の中から、誰かが莉花を見つめている。圭を愛することを自分の幸福として生きたい、そう願う気持ちが、つのればつのるほど、“それ”は莉花の中から、凶悪な力を増大させながら正体を顕して来た。
「中島みゆき「夜会 VOL.17 2／2」劇場版」の解説
中島みゆき一人で脚本、作詞、作曲、歌、主演を務める、中島みゆきの舞台表現「夜会」。コンサートではなく演劇という枠にも納まらない、一人のアーティストが全知全能を傾けて自分の音楽世界を表現する稀有な場である。今回映画館で上映される「2/2」は、2011年に行われたVOL.17を映像化したもの。これまでに中島みゆきの映像は、コンサート映像「歌旅」、ミュージックビデオ集「歌姫」が映画館で上映されてきた。今回三作目にして、ついにあの「夜会」が登場。見逃すわけにはいかないだろう。（作品資料より）
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2013年11月9日 |
|---|---|
| キャスト | 出演：中島みゆき 植野葉子 香坂千晶 コビヤマ洋一 |
| 配給 | マイシアター |
| 制作国 | 日本（2013） |
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