ルノワール 陽だまりの裸婦 作品情報

るのわーるひだまりのらふ

1915年、コートダジュールで人生の黄昏期を迎えていた印象派の巨匠ルノワール(ミシェル・ブーケ)は、病気のため満足に絵筆が握れなくなっていた。さらに最愛の妻を亡くし、息子ジャン(ヴァンサン・ロティエ)が戦地で負傷したという知らせも届き、失意のどん底にいた。しかしある日、彼の前に美しい娘アンドレ(クリスタ・テレ)が現れる。光を纏ったような彼女は溢れんばかりの生命力と輝くような美しさをたたえ、ルノワールに画家としての活力を吹き込む。ルノワールはアンドレを最後のモデルに、『浴女たち』の創作を始める。それは後に、彼自身により生涯最高傑作と位置づけられるのだった……。

「ルノワール 陽だまりの裸婦」の解説

印象派の巨匠ルノワールが生涯の最高傑作『浴女たち』を創作した晩年の実話を描く人間ドラマ。監督は、「メッセージ そして、愛が残る」のジル・ブルドス。出演は、「トト・ザ・ヒーロー」のミシェル・ブーケ、「La brindille」のクリスタ・テレ。第65回カンヌ国際映画祭ある視点部門クロージング作品。

印象派絵画の大家、ピエール=オーギュスト・ルノワールの晩年に迫った伝記ドラマ。妻を亡くし、戦場に赴いた息子の負傷を知り、失意に沈むルノワール。そんな彼のもとにアンドレという美女が現れ、彼は並々ならぬ創作意欲に掻き立てられる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年10月4日
キャスト 監督ジル・ブルドス
原作ジャック・ルノワール
出演ミシェル・ブーケ クリスタ・テレ ヴァンサン・ロティエ トマ・ドレ ロマーヌ・ボーランジェ
配給 クロックワークス=コムストック・グループ(提供 クロックワークス=コムストック・グループ)
制作国 フランス(2012)
年齢制限 PG-12
上映時間 111分

(C)2012 FIDELITE FILMS / WILD BUNCH / MARS FILMS / FRANCE 2 CINEMA

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-09-05

開催中の目黒美術展での大田喜二郎と藤井厚二の絵画&建築〈日本の光を追い求めた画家と建築家〉の二人展,大田の油彩画は師事したベルギーのエミール・クラウスのタッチ。其れは本篇に登場した印象主義期のオーギュスト・ルノワールにも通じ逢う。後に点描を止めて仕舞う処等も

最終更新日:2024-02-07 22:31:29

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