大空の野郎ども 作品情報

おおぞらのやろうども

清川は時報新聞の写真部キャップで磯部はパイロットだ。清川は地上での仕事熱心のあまり冒険も平気、そこで航空写真にまわされてしまった。機を大事にする磯部と事々に対立した。ある日、清川が機内で撮った磯部の顔写真が展覧会で特賞を得た。この顔に令嬢田村杏子は一目でまいった。清川の紹介で杏子は磯部に会えたが、彼は仕事大事と見向きもしない。紀州沖で米国船が遭難した。磯部と清川の活躍で時報新聞は特種を撮った。が、磯部は危険をおかして救命にあたった。これが社で責任を問われたが清川がかばった。しかし、その後の飯田線転覆事件では、磯部は機の安全のため引きかえし清川を怒らせた。パイロット主任鎌田が仲に入ったが、シコリが残った。杏子は鎌田夫人を介して磯部に近づこうとしたがダメ、清川の誘惑もあっさりかたづけられた。台風が中京地区を襲い、通信交通が途絶した。飛行機の発進を鎌田は慎重をとって押えた。清川は鎌田を非難し磯部と口論した。鎌田は他のパイロット、記者と出発した。が、台風は鎌田らの命を奪った。磯部は清川と共に飛立った。台風をついてセスナは山間に孤立した避難民を発見した。その時、機は突風のため飛行能力を失った。磯部は必死に機を操縦する、清川は命がけの特種を持ち、杏子の本心を磯部に告げて落下傘で飛び降りた。機は海岸に不時着し磯部は重傷を負った。枕許に杏子が彼を見舞い、目と目が何かを語りあった。その頃、時報新聞の紙面は清川の特種で他紙を圧していた。

「大空の野郎ども」の解説

木村武(1)のオリジナル・シナリオを、「僕は独身社員」の古沢憲吾が監督した、パイロットとカメラマンの友情を描いた男性編。「サラリーマン 目白三平」の小泉福造が撮影した。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督古沢憲吾
出演佐藤允 夏木陽介 白川由美 田崎潤 南道郎 西条悦朗 佐々木孝丸 稲葉義男 土屋詩朗 佐田豊 岡部正 林重男 石田茂樹 中北千枝子 高田竜 原地東 藤間紫 園田あゆみ 市原悦子 加代キミ子 高田稔 若林映子 結城佐知子 紅美恵子 出雲八重子 丘てるみ 水上早苗
配給 東宝
制作国 日本(1960)
上映時間 91分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「大空の野郎ども」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2023-11-20 02:00:04

広告を非表示にするには