星と嵐 作品情報

ほしとあらし

ひたむきに生きる若者像を描く

柏崎真一は、ある大学の山岳部員である。卒業を控えたいまも、就職には目をくれず登山に余念がない。彼の夢は世界中の山にアタックすることだ。そんな真一に父親の真介と姉の正子はあきれ顔だが、母の陽子だけは真一のよき理解者だった。父の真介は、東京消防庁第八方面本部の消防署に勤務する、この道三十年のベテラン消防官である。かつては真一を消防官に、と願っていたが、その望みも絶たれて、いまは部下の山口和雄に夢を託し、正子との結婚話に眼を細めている。真介は憑れたように仕事に打ち込んだ。それは十七年前、真介のミスで八人の同僚を火事現場で死なせた償いのためだった。非番の時でも通報があれば、右足の古傷をかばいながら家を飛び出す真介に、妻の陽子はやさしく尽していた。だが、死と直面する危険な仕事場へ夫を送り出す陽子は、極度の神経疲労が重なって、ある日、心臓衰弱のため急死した。妻の最後の看病も仕事のため出来なかった真介の冷酷な態度に真一の怒りが爆発した。家を出た真一は、かつて知り合った風来坊の柴田敏夫をたよって湘南海岸へ行った。

「星と嵐」の解説

山を愛し、山に命を賭ける一青年を通して、ひたむきに生きる若者像を描く。脚本は「あいつと私(1961)」の池田一朗と出目昌伸の共同、監督は「パリの哀愁」の出目昌伸、撮影は「あにいもうと(1976)」の原一民がそれぞれ担当。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督出目昌伸
出演三浦友和 ハナ肇 八千草薫 音無美紀子
制作国 日本(1976)

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最終更新日:2016-02-12 16:13:33

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