永訣 わかれ 作品情報
わかれ
大庭秀雄がメガホンをとった純愛もの
山口県萩市。萩中学ボート部の小野寺牧人は、開校以来の秀才として知られていた。父の宏一は女学校の教師、母の信子は自宅で生花を教えていた。牧人は、彼女たちの人気の的だったが、母の生徒の中に行友夕子を発見した時の驚きは忘れることが出来なかった。牧人が城跡を散策したある日、立入り禁止の断崖で泣いていた女性、それが夕子だった。夕子は青年士官のもとに嫁いだが、戦争が夫を奪い去り、僅か三ヵ月で未亡人になってしまった。牧人はそんな夕子に想いをよせ、彼女を不幸に落しいれた戦争を恨んだ。やがて、牧人は夕子の家の廻りをうろつき、顔を合わせる機会を狙った。夕子は牧人の一途な思慕を優しくたしなめた。
「永訣 わかれ」の解説
放送作家の高橋玄洋がシナリオを執筆し、「稲妻(1967)」の大庭秀雄が、メガホンをとった純愛もの。撮影はコンビの長岡博之が担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:大庭秀雄
出演:舟木一夫 野々村潔 中北千枝子 大空真弓 |
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制作国 | 日本(1969) |
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