カリフォルニア・ドールズ 作品情報

かりふぉるにあどーるず

オハイオ州アクロンの競技場。女子プロレスのタッグ・チームが激しい試合をくり広げ、“カリフォルニア・ドールズ”が勝利を納めた。ブルーネットのアイリス(ヴィッキー・フレデリック)はちょっぴり気が強く、ブロンドのモリー(ローレン・ランドン)は陽気な、どちらも美しいプロポーションをした美人レスラーである。彼女らの良き相談相手でもあり、喧嘩相手でもあるハリー(ピーター・フォーク)は、この2人を一流にするため、共に旅を続けるマネージャーだ。アクロンの次に立ち寄った小さな町でドールズは日本の女子タッグ・チーム“ゲイシャ”(ミミ萩原とジャンボ堀)を相手に苦戦の末、辛勝する。ハリーは、日本のチームが使った必殺技、回転逆海老固めをドールスも覚えるようにと進言する。この試合の後、プロモーターのエディ・シスコ(バート・ヤング)の元にギャラを取りに行くが、エディは宣伝費や税金に大金をつぎこんだとの理由で、約束の金額を渡そうとしない。怒ったハリーは、愛用のバットでエディの車をたたき壊した。次に戦ったのは実力と人気を誇る黒人のタッグ・チーム“トレド・タイガーズ”のダイアンとジェーンだったが、ドールズが勝った。しかし、この世界はそう甘くはなく、金のためにハリーが泥レスリングの仕事をとって来て、あまりの屈辱に2人は泣きぬれ、また、タイガーズの再戦ではレフェリーの不正で負けたりもした。だが、徐々に人気も実力も上がってきたドールズは、リノでチャンピオンの座を賭けてタイガーズを相手に闘うことになる。凄絶な試合が展開されるが、必殺の回転逆海老固めで大逆転勝利を納め、ドールズはついに栄光の座を手にした。

「カリフォルニア・ドールズ」の解説

女子プロレスに青春の全てを賭けた2人の美女が、全米を転戦しながら、やがてアメリカン・ドリームを獲得するまでを描く。製作はウィリアム・アルドリッチ、監督は「クワイヤボーイズ」のロバート・アルドリッチ、脚本はメル・フローマン、撮影は「フライングハイ」のジョセフ・バイロック、音楽は「ハッスル」のフランク・デボールが各々担当。出演はピーター・フォーク、ヴィッキー・フレデリック、ローレン・ランドン、バート・ヤングの他、ヒロイン2人と対戦する日本人プロレスラーとしてミミ萩原とジャンボ堀が出演している。なお、アメリカでは…All The Marblesのタイトルで公開。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1982年6月5日
配給 MGM/UA=CIC
制作国 アメリカ(1981)
上映時間 112分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-01-14

更に同じ1981年のテレビシリーズ〈刑事Colombo〉「ホリスター将軍のコレクション」ではピーター・フォークはspecialゲストにスザンヌ・プレシェット嬢を迎え冴えた推察力を発揮するんだ。スザンヌの容貌はヒッチコック監督「鳥」の小学校の先生役の美貌の印象が強いが其のドラマでは結婚に恵まれないと云うキャラで犯人の目撃者を演じていたー

最終更新日:2022-07-26 11:04:06

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