星の旅人たち 作品情報
ほしのたびびとたち
北部スペインを行く800キロに及ぶ巡礼の旅
カリフォルニアに住む眼科医トムのもとに、ひとり旅をしている息子のダニエルが、ピレネー山中で嵐に巻き込まれて死んだという知らせが入る。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅に出てまもなくの事だった。現地へ飛んだトムは、当初、息子の亡骸とともに帰国するはずだったが、ダニエルの遺志を継ぎ、その遺灰と共に800キロに渡る巡礼の旅に出る事にする。経験も少ないトムにとっては大変な事だったが…。
「星の旅人たち」の解説
サンティアゴ・デ・コンポステーラを有名な巡礼地にしているのは、目的地の教会そのものより、そこへ至る巡礼路を歩く行為だろう。徒歩で2~3ヶ月に及ぶ道のりを歩くうち、自分を見つめ、人生を考え直すチャンスが生まれてくるのだろう。映し出されるスペイン北部の風景はとても魅力的だ。実際に歩くのは大変だろうが、映画を見ている2時間、たっぷりと巡礼気分を味わえる。かつては青春スターとして人気があったエミリオ・エステヴェス。最近では俳優よりも監督業に力を入れているようで、本作は監督第5作目となる。本作の主人公トム役のマーティン・シーンは実父であり、映画でもトムの巡礼のきっかけとなる息子ダニエル役を演じている。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年6月2日 |
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キャスト |
監督・出演:エミリオ・エステヴェス
出演:マーティン・シーン デボラ・カーラ・アンガー ジェームズ・ネスビット ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン |
配給 | アルバトロス・フィルム |
制作国 | アメリカ=スペイン(2010) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 128分 |
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