雲に向かって起つ 作品情報
くもにむかってたつ
石原慎太郎原作の同名小説の映画化
東日のかけ出し記者坂木武馬は、国会の中で迷子になり、副総裁の三上半兵衛と資料室の中藤礼子と知り合った。この礼子は数年前佐川という殺し屋に暗殺された代議士中藤の娘である。数日後、武馬は三上の孫娘由香に誘われてジャズ喫茶に行った。そこでは、ロカビリー歌手ケリー・藤が愚連隊に喧嘩を売られていた。驚いたことに、そのケリーをかばって立っているのが礼子であった。武馬は二人をかばって戦った。武馬は礼子から、ケリーが弟の紫郎であること、弟は父の仇を求めて歌手になったことを聞かされた。礼子には痛快会なる親衛隊を持っていて、父中藤のガードをやっていた塙がリーダーであった。数日後、武馬は国会記者クラブの会、強者会のメンバーに入れられた。そこで武馬はそのメンバーの一人芸者の花奴と知り合った。
「雲に向かって起つ」の解説
石原慎太郎原作週刊明星連載中の同名小説の映画化で、「黒いダイス」の池田一朗が脚色、「さようならの季節」の滝沢英輔が監督したアクションもの。撮影は「上を向いて歩こう」の山崎善弘。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:滝沢英輔
出演:石原裕次郎 浅丘ルリ子 山内賢 水谷良重 東野英治郎 田代みどり 三津田健 佐々木孝丸 |
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制作国 | 日本(1962) |
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