雨のアムステルダム 作品情報

あめのあむすてるだむ

アムステルダムを背景に、現地の日本人社会からはじき出された男と女が、大商社の黒い霧の渦にまきこまれるサスペンス

アムステルダムには、大小合わせて六千近い日本の商社がひしめいている。小西商事は、その中でも最低ランクの商社で駐在員は作田明一人である。ある日、明はスキポール空港で美しい日本の女性を見かけた。目と目が絡んだ一瞬、彼女は彼を無視したが、彼女は確かに中津涼だ。明は津軽の貧しい漁師の息子だったが、高校時代、惚れていたのが年上の網元の娘・涼だった。しかし彼女は明には目もくれず、いつもすましていた。その男を見下すような気位の高さは少しも変っていなかった。涼の居所はすぐ分った。近々開店するレストランJAPANのマダムとしてオランダに来たらしい。涼の居る所には常に、名実ともに日本一の商社である大日本商事の正岡清之助の姿があった。明が涼に接近しようとすると、必ず正岡や、その部下の片山が立ちはだかった。

「雨のアムステルダム」の解説

脚本は「華麗なる一族」の山田信夫、監督は「陽は沈み陽は昇る」の蔵原惟繕、撮影は「華麗なる一族」の岡崎宏三がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督蔵原惟繕
出演萩原健一 岸惠子 三國連太郎 アラン・キュニー マリオ・ペキュール 松橋登
制作国 日本(1975)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-19

🌂孤独な男女の心情は蔵原惟繕監督がフランス映画の名篇「ヘッドライト」を翻案した映画〈道〉へと通じるんだろう。本篇では再び岸惠子とショーケンの息の逢った共演の妙🎠

最終更新日:2019-10-24 16:00:08

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