恋文('85) 作品情報

こいぶみ

余命いくばくもない昔の恋人のもとに走った男と取り残された妻と子の葛藤、その妻と恋人の友情を描く恋愛映画

竹原郷子33歳。女性雑誌の編集部につとめるキャリアウーマン。夫の将一はひとつ年下で中学の美術教師をしており、二人の間には優という一人息子がいる。その将一がある朝突然、女性からの手紙を残して家出した。手紙の差出人は田島江津子、将一のかつての恋人だったが今は白血病に犯されあと半年の命だという。将一は、身よりのない彼女が死の時を迎えるまで自分の全てをかけて看病しようと、学校もやめた。郷子は憤然とした。彼女の境遇には同情するが、なぜ学校をやめ、家出までしなければならないのか。じゃあ私と優はどうなるの?数日後、郷子は将一に乞われ、従姉という立場で江津子を見舞った。

「恋文('85)」の解説

原作は第91回直木賞を受賞した連城三紀彦の同名小説。脚本は「いつか誰かが殺される」の高田純と「美加マドカ 指を濡らす女」の神代辰巳、監督も同作の神代辰巳、撮影は「テラ戦士Ψ BOY」の山崎善弘がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督神代辰巳
出演萩原健一 倍賞美津子 和田求由 高橋惠子 小林薫 仲谷昇
制作国 日本(1985)

ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「sawq1」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-11-20

男と女の愛のあり方を問うた物語です。善悪を超えた少年がそのまま大きくなったような男、自分勝手に生きていると思われる主人公が時として見る者にグッとくる文言を吐く所があり、その言葉と妻自身の感受性とも相成り、妻自身も思いがけない方向に導かれていく部分がこの映画の秀逸な部分と思います。 私なら、、あなたならどうするという事を非常に身近に考えさせられる良い問題提起の映画であります。勿論、萩原健一、倍賞美津子共に素晴らしい演技です。

最終更新日:2019-06-24 00:01:57

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