背広の忍者 作品情報
せびろのにんじゃ
弓削太郎が監督したスリラーもの
或る雨の晩、千葉街道で磯村産業調査部の所長磯村はトラックにはねられて死んだ。駆けつけた所員の日沼は、遺品にまぎれてあった木の葉に眼をつけた。その枯れかたは薬品によるものだ。日沼は所長の死が単なる事故死じゃない、何かがあると信じた。日本を二分する弱電界の雄、東邦電機と旭電機両者はテレビの新製品をめざして鎬を削っていた。磯村産業調査研究所は東邦電機の支配下にあった。そんな頃、助手の半田が、旭電機は革命的なテレビ、AH4型とよばれる新しい秘密テレビをつくったらしいと情報をキャッチした。この情報をいち早く捉えた所長が、東邦電機に知らせようとして旭電機の何者かに殺されたに違いないと、日沼は推理した。
「背広の忍者」の解説
邦光史郎の『社外極秘』を「禁断」の白坂依志夫と江戸川弦が共同で脚色、「かっこいい若者たち」の弓削太郎が監督したスリラーもの。撮影は「禁断」の石田博。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:弓削太郎
出演:田宮二郎 高松英郎 南方伸夫 滝瑛子 伊藤雄之助 伊東光一 |
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制作国 | 日本(1963) |
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