青春を返せ 作品情報

せいしゅんをかえせ

赤城慧原作の映画化、井田探監督作品

ささやかな木工業を営む益夫とBG一年生の敦子の兄妹は、互いに母を励ましながら将来に夢を馳せていた。隣家の美子は益夫の恋人、平和な毎日だった。そんなある日、未亡人殺人事件がもちあがり益夫が殺人容疑で連行された。事件当夜顧客の被害者宅に出入りしたこと、指紋、目撃者の証言、服地にしみついた血液模様、そして事件直後益夫とすれ違ったという職人高木の証言、万事が益夫に不利だった。無実を叫ぶ益夫を刑事は執拗に責めたて、デッチ上げの調書が作られ、益夫は死刑の判決を受けた。四年の歳月が流れた。上告も証拠不十分で棄却され、母は絶望のあまり自殺を計った。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督井田探
出演芦川いづみ 長門裕之 高野由美 大森義夫 芦田伸介 清水将夫
制作国 日本(1963)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「ガガ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-12-02

1963年東京オリンピックの一年前の作品。2018年12月2日ラピュタ阿佐ヶ谷劇場で観る。普段はガラガラの同劇場が満員札止め。芦川いづみ人気を再認識する。
内容はネタバレするので書きませんが現在の冤罪再審の時代の到来を予感させる様な当時の日活映画の中では特異的な社会派映画。最後のラストシーンには涙が止まらなかった。主演芦川いづみもさる事ながら、長門裕之、芦田伸介、清水将の好演も見逃せない。芦川いづみファン以外には殆ど話題にならないB級映画扱いだが個人的には娯楽映画専門と思っていた井田探監督の代表作であると同時にこの頃の日活映画の中でも最上位の作品だと思う。

最終更新日:2018-12-09 00:01:52

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