パルムの僧院<完全版> 作品情報

ぱるむのそういんかんぜんばん

波瀾万丈の運命をたどる青年を描いた大河ロマンの完全版

ナポリで気楽で放縦な学生々活を終え故郷のパルム(パルマ)に帰って来たファブリスは伯母のサンセヴェリナ公爵夫人に迎えられた。数年ぶりに見る甥の姿に、肉身としての彼女の愛情は忽ち激しい恋心に変った。小胆で愚かなエルネスト四世が権力を振うパルムの宮殿で、大夜会が催された折典獄ファビオ・コンチの娘クレリアもファブリスの面影を深く心に焼きつけた。だが彼女には大金特の四十男クレサンジ侯爵という婚約者があった。エルネスト四世は公爵夫人に夢中であったが、彼女はとり合わず、ひたすらファブリスに思いを燃した。公爵夫人の情人である警視総監ラッシは、総理大臣モスカ伯爵を憎み、彼の追放を策していた。ファブリスは可憐なマリエッタという女優と恋し合ったが、彼女の前の恋人の道化役者ジレッチに発見されたとき彼を刺し殺してしまった。

「パルムの僧院<完全版>」の解説

51年の最初の日本公開時より、15分長いヴァージョンで、夭折の美男俳優として名高いジェラール・フィリップの特集上映ジェラール・フィリップ映画祭で上映された。文豪スタンダールの同名小説の映画化。監督はフィリップとは「花咲ける騎士道」でも組んだクリスチャン=ジャックで、脚本は彼とピエール・ヴァリの共同。撮影はニコラ・エイエ。音楽はレンツォ・ロッセッリーニ。共演は「オルフェ」のマリア・カザレス、「天井桟敷の人々」のルイ・サルーほか。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督クリスチャン・ジャック
出演ジェラール・フィリップ マリア・カザレス ルイ・サルー レネ・フォーレ
制作国 フランス(1947)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-05-21

パルムの僧院を観た。原作はこれまで何度も読んだ。面白い情熱的な小説である。この映画を観た時も期待を裏切らなかった。愛のあふれる作品だ。

最終更新日:2020-05-26 16:00:10

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