シネマ歌舞伎 人情噺文七元結 作品情報
にんじょうばなしぶんしちもっとい
山田洋次×中村勘三郎 夢の顔合わせで贈るシネマ歌舞伎
本所割下水に住む長兵衛は、人柄のいい、腕の立つ左官だが、困ったことに大の博打好き。女房のお兼とはいつも喧嘩ばかり。それを見かねた娘のお久は、吉原に身を売る決心をする。吉原の妓楼・角海老のお駒は長兵衛を呼び出し、心根を入れ替えて働くよう諭し、五十両を貸すのだった。親孝行な娘の思いにすっかり目が覚めた長兵衛が、家路につこうと大川端に差し掛かった時、まさに身投げしようとする若い男を見つける…。
「シネマ歌舞伎 人情噺文七元結」の解説
“シネマ歌舞伎”は、歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラ撮影し、スクリーンで上映する新しい映像作品。本作で7本目。まるで劇場で観ているかのような(本作は2007年10月の新橋演舞場での公演)感覚を再現する事に特長がある。落語や歌舞伎に造詣の深い山田洋次監督が、NYで観たシネマ歌舞伎『野田版 鼠小僧』に感銘を受け、中村勘三郎に話した事からこの企画がスタートしたという。観客の邪魔にならないよう、客席の後方から望遠レンズで撮影するのではなく、桟敷席の真ん中や舞台際など8台ものカメラを設置して作り上げたこだわりの画は、勘三郎さんの豊かな表情の変化をつぶさに記録しており、シネマ歌舞伎ならではの楽しみができる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年10月18日 |
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キャスト |
監督:山田洋次
出演:中村勘三郎 中村扇雀 中村勘太郎 中村芝のぶ 片岡亀蔵 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2008) |
(c)2008 松竹株式会社
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