レイジング・ブル 作品情報

れいじんぐぶる

世界ミドル級チャンピオンの栄誉にいた男ジェイク・ラモッタの数奇な人生の浮き沈みを彼の自伝を基に描く

1964年、ニューヨーク、バルビゾン・プラザ・シアターの楽屋で、1人、映画「波止場」のシナリオの一節をくり返すジェイク・ラモッタの姿があった。彼はかつて「怒れる牡牛」と呼ばれた世界ミドル級チャンピオンに輝いた男だ。--1941年、クリーブランド。弟ジョーイがセコンドを務める黒人のミドル級ボクサーとの闘いで、相手を叩きのめしたにも拘らず判定負けをしてしまう…。

「レイジング・ブル」の解説

製作はアーウィン・ウィンクラーとロバート・チャートフ、監督は「ミーン・ストリート」のマーティン・スコセッシ。ジェイク・ラモッタの自伝を基に「アメリカン・ジゴロ」の監督・脚本のポール・シュレイダーとマルディク・マーティンが脚色。撮影はマイケル・チャップマン、音楽録音はレス・ラザロビッツ、編集はセルマ・シューメーカー、製作デザインはジーン・ルドルフ、ボクシシグ技術顧問はアル・シルバーニが各々担当。出演はロバート・デ・ニーロ、キャシー・モリアーティ、ジョー・ペシ、・フランク・ビンセント、ニコラス・コラサンド、テレオ・サルダナ、フランク・アドニス、マリオ・ギャロなど。 (キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督マーティン・スコセッシ
出演ロバート・デ・ニーロ キャシー・モリアーティ ジョー・ペシ フランク・ヴィンセント
制作国 アメリカ(1980)

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「グスタフ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-09-26

公開当時あまり話題にならず疑問でしたが、今ではスコセッシの代表作のひとつとして多くの映画人から高く評価されているようです。
デ・ニーロの役者魂がストレートに感じられる闘う男の熱さと敗北の無様な姿。描かれたものは男の敗北、それも生きながらえて負けた男の挑戦者のむき出しの姿。ここには今日の社会性とは無縁の、勝っても負けても生きて行かないといけない男の有り様があるだけ。それ故時代に左右されず、男性が持っている孤独な部分が共感を呼ぶと思われます。物語は非常にシンプルで、モノクロフィルムの映像の美しさが際立ち、カラーフィルムとの併用も効果的です。マスカーニの音楽との渾然一体とした演出も素晴らしい。
ドラマツルギーと云うより、ジェイク・ラモッタの見たスローモーションの残像が音楽で抒情化された、男のドリームとジェラシー。

最終更新日:2019-10-17 11:55:47

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