真夜中のマーチ 作品情報

まよなかのまーち

ヨコケン(玉山鉄二)は、お見合いパーティーの席で見かけた一流会社の御曹司であるミタゾウ(窪塚俊介)をカモに、金を騙し取ろうと画策する。だが、ミタゾウは、御曹司などではなく、ただの社員にすぎなかった。この出会いを機に、兄貴分に命じられたヨコケンは、ミタゾウの名義でマンションの一室を借りる。そこは、賭場となり、美術商の黒川(津川雅彦)が詐欺まがいの商談を行うために使われた。マンション内に、大金が眠っていると考えたヨコケンとミタゾウは、手を組み、金を奪おうとするが、その現場を黒川の娘のクロチェ(香椎由宇)に目撃され、逃げ帰る。その後、クロチェと再会した二人は、クロチェが黒川から10億円を奪おうとしていると聞かされ、計画に協力することを決める。計画を進めていくうちに、ヨコケンとミタゾウは、クロチェに想いをよせるようになる。一方、クロチェは、ミタゾウと二人での行動中に、ミタゾウの驚異的な記憶力を見せつけられ、頼もしさを覚えるようになる。そして遂に、10億円の入ったジュラルミンケースを奪う計画を実行に移した三人。だが、計画は既に黒川に見抜かれており、クロチェは、倉庫に閉じこめられてしまう。事件はこれで全て終わったかに思えたが、そこに賭場の客だった王の一味が現れる。王達も10億円を狙っていたのだ。その場は、王達に偽物のジュラルミンケースをつかませ、事なきをえた。だが、偽物とわかれば、王達は再び金を奪いに現れる。ミタゾウは、三人でそれに対抗しようとする。

「真夜中のマーチ」の解説

偶然の出会いから手を組んだ三人の若者が、10億円強奪を企てる。奥田英朗の同名小説の映画化。監督は、「SHINOBI」の下山天。ヒロイン・クロチェには、「パビリオン山椒魚」の香椎由宇、クロチェに想いをよせる二人の若者を「NANA」の玉山鉄二と、「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」の窪塚俊介が演じる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年10月27日
キャスト 監督下山天
原作奥田英朗
出演玉山鉄二 窪塚俊介 香椎由宇 津川雅彦 芦野さゆり 山内圭哉 山下徹大 飯田孝男 諏訪太郎
配給 チェスフィルムエンタテインメント
制作国 日本(2007)
上映時間 114分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「真夜中のマーチ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:35

広告を非表示にするには