ひばりの森の石松 作品情報

ひばりのもりのいしまつ

縞の合羽を海風になびかせて、三度笠、長脇差一本腰にぶちこんだ石松。逃げまどう旅鴉を追っかけて三人の渡世人が斬りつけるのを見て助太刀におよんだ。石松は大暴れの末、旅鴉を逃がしてやったが後が大変。三人の渡世人は清水一家の大政、小政に、増川の仙右衛門で、逃げた旅鴉が仙右衛門の親の仇神沢の小五郎だというのだ。石松は小五郎をさがしに船着場に日参した。ある日、船着場で盲がフクロ叩きにあっているのを目撃、石松はその盲を救けたが、これが牛若の三次という大泥棒。しかし、三次から小五郎がドモ安一家に潜んでいることを聞き出した。石松は単身ドモ安一家になぐりこみをかけた。これを聞いた次郎長一家も助太刀に出た。仙右衛門は親の仇を討った。--石松は奉納金五十両を持って四国の金比羅さんに出発した。清水を出た途端、丸亀藩の姫と家老が悪家臣に追われて逃げて来た。石松は千恵姫を救ったが、家老の田宮鉄斎は殺された。そこで三次に会い、三次は丸亀藩に注進のため一足先に出発、石松と千恵姫の二人旅が始まった。船中ではやくざ通の町人におだてられいい気分だったが、讃岐の船着楊には、千恵姫の命を狙う安藤伊十郎らの悪家臣がずらり待ちぶせしていた。石松は千恵姫をかばって大活躍したが多勢に無勢、次第に追いつめられた。と、そこへ三次が案内する丸亀藩の忠臣が駈けつけ、無事千恵姫を救った。

「ひばりの森の石松」の解説

「右門捕物帖 地獄の風車」のコンビ鷹沢和善の脚本を、沢島忠が監督した娯楽時代劇。撮影も同じく「右門捕物帖 地獄の風車」の伊藤武夫。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督沢島忠
出演美空ひばり 美空ひばり 若山富三郎 加賀邦男 長島隆一 尾上鯉之助 花房錦一 里見浩太朗 植木千恵 春海洋子 松風利栄子 大河内傳次郎 高島新太郎 中村幸吉 月形哲之介 古石孝明 阿部九洲男 徳大寺伸 沢村宗之助 吉田義夫 尾形伸之介 高松錦之助 中村時之介 長田健 浜恵子 月笛好子 舟橋圭子 島田秀雄 香月涼二 関根英二郎 杉狂児 富久井一朗 小田真士 堺駿二 紫ひづる
配給 東映
制作国 日本(1960)
上映時間 83分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-03-07

男前な美空ひばりの森の石松の小粋な感じが何処かちょいと石原裕次郎っぽく在って好感が持てるんだね?

最終更新日:2022-07-26 11:03:49

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