ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド 作品情報

ざっつざうぇいおぶざわーるど

黄金の耳を持つ男と呼ばれ、音楽業界にその名を轟かせるプロデューサー、コールマン(ハーヴェイ・カイテル)。彼は新進気鋭のR&Bグループ、その名もグループ(アース・ウィンド&ファイアー)のデビューを控え、レコーディングの真っ最中だった。ところが、唐突に会社の上層部からペイジズというユニットをプロデュースするよう命じられる。ペイジズは人気絶頂のカーペンターズの、柳の下のドジョウを狙う白人ファミリー・トリオで、いわゆる<アメリカの望む音>を聴かせるユニットだ。ところが、その歌唱力と音楽性は、コールマンが築いてきた名声を壊しかねないものだった。しかし、会社の命令に従わざるを得ない立場のコールマンは、渋々ペイジズのレコーディングを開始する。そんな彼にメイン・ヴォーカルのヴェロア(シンシア・ボスティック)が急接近し、コールマンとペイジズはより親密になっていく。一方、レコーディングを中断された上にテレビ出演までキャンセルされたグループのメンバーは、コールマンへの不信感を露にし、信頼関係が崩れていく。グループとともに自分が望む音楽を追い求める気持ちと、ペイジズを抱え会社には逆らえない立場との狭間で、コールマンは重要な決断を迫られる……。

「ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド」の解説

70年代のダンス&ソウル・ミュージックのアース・ウィンド&ファイアーのメンバーが総出演した衝撃のフィルムが30年余の歳月を経て、公開された。監督は「スーパーフライ」のプロデューサー、シグ・ショア。主演は、ハーヴェイ・カイテル。日本ではその存在すら知られていなかった本作だが、今世紀に入りアメリカでネガが発見され、HDリマスタリングで完全復元した。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年4月14日
キャスト 監督シグ・ショア
出演ハーヴェイ・カイテル エド・ネルソン シンシア・ボスティック バート・パークス アース・ウィンド&ファイアー
配給 シネフィル・イマジカ
制作国 アメリカ(1975)
上映時間 100分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:36

広告を非表示にするには