旅路 作品情報
たびじ
『柳ケ瀬ブルース』の村山新治が監督した文芸もの。
父母の遺骨を抱いて、北海道・塩谷から、故郷の紀州へ帰った鉄道員の室伏雄一郎は、そこで伯父夫婦にすすめられ、中里家の長女弘子と見合いをした。が、雄一郎は鼻持ちならない文学少女気取りの弘子より、優しく古風な風情をもつ次女の有里に心をひかれた。雄一郎が帰ってまもなく、中里家の一行が、雄一郎の生活を知るために北海道を訪れたが、雄一郎と弘子の縁組は予期したとおり破談に終った。やがて、紀州に帰った有里に、雄一郎から求婚の手紙が届けられた。下積みで貧しいが、雄一郎の日々のなかにこそ本当の生活を見出していた有里は母みちの反対を押し切って、雄一郎のもとへ走った。
「旅路」の解説
平岩弓枝の同名小説(東京文芸社刊)を、『うず潮(1964)』の田中澄江が脚色し、『柳ケ瀬ブルース』の村山新治が監督した文芸もの。撮影は『渡世人』の飯村雅彦。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:村山新治
出演:佐久間良子 仲代達矢 宮園純子 |
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制作国 | 日本(1967) |
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