アルゼンチンババア 作品情報

あるぜんちんばばあ

警官も、うなぎやも、酒屋も、みんな幼なじみのような小さな田舎町。仲の良い三人家族がいた。しかし、イルカの島で過ごした楽しい日々の思い出を残して母が死んでしまう。母を愛し、仕事一筋であった墓石彫りの父・悟(役所広司)は、何故かその日に限って病院に顔を出さず、突然姿を消してしまった。取り残された一人娘のみつこ(堀北真希)。半年後、父は変わり者の女性の屋敷で発見された。そこは広い草原にぽつんと佇む小さな田舎町の中の異国。そこには、昔はタンゴやスペイン語を教えていたが、今はちょっと頭がおかしくなって怪しい呪文を唱えているとみんなが噂する謎の「アルゼンチンババア」(鈴木京香)が住んでいた。母親の供養もほったらかして何で父親がそんな女のもとに? みつこは勇気を奮い起こして、父親奪還に向かう。気のいい町の人々も巻き込んで父親をまともな世界に取り返そうと奮闘するみつこ。しかし、そんなみつこが目にした屋敷内部の光景は、温かな陽だまりのように気持ちよく、不思議に幸せな空気が満ちているものだった。そして父親はそこの屋上で毎日こつこつと奇妙なものを制作しながら、少しずつ妻の死の痛手から回復しているようだった……。

「アルゼンチンババア」の解説

よしもとばななの小説「アルゼンチンババア」の映画化作品。母の死を乗り越え、絆を取り戻す父と娘の姿を描く、大きな愛と命の物語。主演は、役所広司(「叫 さけび」)、鈴木京香(「陽気なギャングが地球を回す」)、堀北真希(「ALWAYS 三丁目の夕日」)。監督は「鉄塔武蔵野線」の長尾直樹。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年3月24日
キャスト 監督長尾直樹
原作吉本ばなな
出演役所広司 堀北真希 森下愛子 手塚理美 岸部一徳 きたろう 田中直樹 小林裕吉 菅原大吉 渡辺憲吉 桜井裕美 有坂来瞳 唯野未歩子 石垣光代 真下有紀 石井光三 佐伯新 川屋せっちん 愛実 古田大虎 河口瑛将 橋本くるみ 福土大貴 玉山蒼 猪俣莉帆 井上肇 澤山薫 天野れい子 丸山歩乃佳 高橋昌 鈴木京香
配給 松竹/キネティック
制作国 日本(2006)
上映時間 112分

ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、2件の投稿があります。

P.N.「雅」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2007-04-12

鈴木京香はけばすぎでしょ!でも愛について描かれたほのぼのとした映画です。人はなぜ愛すること、生きることをやめないのか?の一つの答えをアルゼンチンババアは伝えていました。

最終更新日:2022-07-26 11:03:36

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