恋人たちの失われた革命 作品情報

こいびとたちのうしなわれたかくめい

フランソワ・デルヴォー(ルイ・ガレル)、二十歳、詩人。1968年、パリは革命で揺れていた。日増しに機動隊と若者たちの衝突は激化し始めていた。5月の夜。火炎瓶で攻撃する若者たち。そのさなか、フランソワはバリケードの上でまどろむ。同じ頃、一緒に戦ったジャン=クリストフ(エリック・ルリヤ)も無事に家路に着く。彼は昨晩の出来事と、自らの思想を雄弁に語る。フランソワは徴兵検査の召喚状への不服従により逮捕され、軍事裁判にかけられる。裁判の場でも挑発的な態度をとるフランソワに、執行猶予6ヶ月・終身除隊の判決が下される。ある晩、若者たちが大勢集まり、賑やかにパーティが行われていた。その場でフランソワは、彫刻家を目指している美しい女性リリー(クロティルド・エスム)と出会う。すぐさま恋に落ちる二人。アントワーヌ(ジュリアン・リュカ)の邸宅には、カップルや若者たちが住み着くようになっていた。それぞれ仲間たちも色々な問題を抱えていた。彼らは、次第にアヘンに溺れていくようになる。車でアヘンを手に入れに出かけるアントワーヌとジャン=クリストフ。アントワーヌは「いつも同じ奴だとやばい。捕まったら俺を売れ」と言い放ち、先に立ち去ってしまう。その後、一人大役を果たしたジャン=クリストフはアントワーヌ邸に戻り、私服警官をいかに煙に巻いたか、誇らしげに叫びながら、庭にたたずむ聖母マリア像に小便をひっかける。夜の街を散歩しながら、フランソワはリリーに詩を読む。ゆっくりとだが、深く分かち合ってゆく二人。1969年、アントワーヌの邸宅。フランソワは詩を詠い、若者たちは思いのままに生活している。ある日、アントワーヌ宛に届いた一通の手紙。ジャン=クリストフからの絶交を意味する手紙であった。一緒に暮らし始めたフランソワとリリー。しかし、二人の関係性は、微妙に変化していった……。

「恋人たちの失われた革命」の解説

五月革命を舞台に、二十歳の情熱と絶望、そして激動の時代を描いた壮大な抒情詩。監督は「白と黒の恋人たち」のフィリップ・ガレル。主演は監督の子息で「ドリーマーズ」のルイ・ガレル。2005年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞・オゼッラ賞受賞作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年1月2日
キャスト 監督フィリップ・ガレル
出演ルイ・ガレル クロテイルド・エスム エリック・ルリヤ ジュリアン・リュカ ニコラ・ブリデ ニコラ・モーリー マチュー・ジュネ ブリジット・シイ モーリス・ガレル
配給 ビターズ・エンド
制作国 フランス(2005)
上映時間 182分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:36

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