夫婦善哉 作品情報

ふうふぜんざい

故織田作之助の小説を映画化。

曽根崎新地では売れっ妓の芸者蝶子は、安化粧問屋の息子維康柳吉と駈落ちした。柳吉の女房は十三になるみつ子を残したまま病気で二年越しに実家に戻ったままであった。中風で寝ついた柳吉の父親は、蝶子と彼との仲を知って勘当してしまったので、二人は早速生活に困った。蝶子は臨時雇であるヤトナ芸者で苦労する決心をした。そして生活を切り詰め、ヤトナの儲けを半分ぐらい貯金したが、ボンボン気質の抜けない柳吉は蝶子から小遣いをせびっては安カフェで遊び呆けていた。夏になる頃、妹の筆子が婿養子を迎えるという噂を聞いて、柳吉は家を飛び出して幾日も帰って来なかった。

「夫婦善哉」の解説

故織田作之助の小説を『春情鳩の街より 渡り鳥いつ帰る』の八住利雄が脚色、『麦笛』のスタッフで豊田四郎が監督、三浦光雄が撮影、団伊玖磨(『春情鳩の街より 渡り鳥いつ帰る』)が音楽を夫夫担当。出演者は『芸者小夏 ひとり寝る夜の小夏』の森繁久彌、『修禅寺物語』の淡島千景、『おえんさん』の司葉子、『新鞍馬天狗 夕立の武士』の小堀誠など。(キネマ旬報 全映画作品データベースよ抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督豊田四郎
出演森繁久彌 小堀誠 司葉子
制作国 日本(1955)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-10-11

台湾ニューウェーブのシネマ〈台北暮色〉の日常生活を切り取った様なホームドラマ・恋愛映画を観てると処処に日本情趣が感じられてエンストした自動車を押したりとキャラが立った自然な演出で夫婦という二人の機微を描いた本篇のタッチに近い

最終更新日:2019-10-16 16:00:06

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