無名の人 ~石井筆子の生涯~ 作品情報

むめいのひといしいいしいふでこのしょうがい

平塚雷鳥よりも前に「男女同権」を唱えた女性・石井筆子の生涯。

石井筆子は、1861年長崎県の玖島(現大村市)に生まれ、明治、大正、昭和の激動の時代を1944年、84歳まで波乱万丈な人生を送りました。その生涯の前半においては、女子教育者として「男女同権」の考え方に基づいた女性の自立を促し、後半生においては、わが国で最初の知的障害児者施設滝乃川学園を夫、亮一(佐賀市水ヶ江出身)とともに運営することで、日本の「知的障害者の母」として彼らの基本的人権の擁護に生涯を捧げた女性です。

「無名の人 ~石井筆子の生涯~」の解説

さまざまな分野から掘り起しが進む中で、近代を切り拓いた女性として業績の偉大さが明らかになってきました。亮一・筆子の蒔いた一粒の種は、今日の社会で、女性の社会的地位の向上、障害者施策の面においても、大きく実り、めざましい進歩を遂げています。そして、今日の時代閉塞的な社会に風穴を開け、一人一人の生き方と、明日の社会に大きな示唆を与えることに繋がる作品です。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督宮崎信恵
ナレーション神山繁
制作国 日本(2006)

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最終更新日:2016-02-12 15:50:43

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