ねじりん棒 作品情報
ねじりんぼう
口は災いの元!お喋りタクシードライバーのエロ話始末記
新米タクシードライバーの井村(斎藤歩)が、仕事中、ふらりと理髪店に入り、主人(石橋蓮司)と、従業員(角筈和枝)を相手に、数日前の夜に乗せた女性客の話を聞かせる。男に殴られたと言って、ものすごい剣幕で乗り込んできた美咲(夏生ゆうな)は、財布を男の部屋に忘れてきたから、自宅で料金を払う告げる。ところが、当てにしていた現金は、夫が持って行ってしまったらしい。途方に暮れる井村に、美咲は「あたしと、タクシー代とどっちがいい?」と、ソファに身体を投げ出して誘惑するのだが…。
「ねじりん棒」の解説
タクシードライバーの受難の話なら、何もロバート・デ・ニーロまで遡らずとも、近作『コラテラル』では、ジェイミー・フォックスが命がけの夜を経験している。密室であるタクシーの車内では、どんなことでもあり得るのか。ましてや、井村のようにすきだらけの新米ならば、いともあっさりと危険な情事にはまってしまうのかも。
女の愛とエロスがテーマの「ラブコレクション」の一本ではあるが、本作は、クセモノ俳優を揃え、女のエロスに弄ばれる男の悲哀を、ブラックユーモアたっぷりに描いている。それにしても、自分が経験しためくるめく一夜を、ぺらぺらと喋ってしまう愚かな男が迎える顛末は、身から出たサビとでも申しましょうか。世間は意外と狭いもの。自慢話はほどほどに。そして、忘れ物にはくれぐれもご注意を。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2004年11月27日 |
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キャスト |
監督:富岡忠文
出演:夏生ゆうな 斎藤歩 ベンガル 角筈和枝 嶋田久作 石橋蓮司 |
配給 | 「ラブコレクション」製作委員会 |
制作国 | 日本(2004) |
年齢制限 | R-15 |
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