清河への道 作品情報

ちょんはーへのみち

新井英一ドキュメンタリー、韓国初ライブ全記録

新井のしぼり出すような歌声が清河の夜空にこだました…。新井英一、ブルースシンガー。自らをコリアンジャパニーズと呼ぶ在日2世。「清河への道」は、亡き父への故郷と自らの半生を綴った歌で48番までつづく。はじめて「清河」を訪れて16年。念願だった父の祖国での公演が実現した。

「清河への道」の解説

全身から絞り出す、太くしわがれた歌声スポットライトに照らされ汗まみれになってかき鳴らすギター野獣の遠吠えを思わせる、その歌声にふるえる空気。決して美しい歌声ではない無骨な彼のブルースは、どこか優しく暖かく聴く者の魂をわしづかみにする。新井英一、1950年生まれ。在日韓国人一世の父と、日朝ハーフの母をもつ自称「コリアン・ジャパニーズ」のブルースシンガー。日本の歌が禁止されていた韓国。度重なるチャレンジ。そして挫折。

2002年5月、52歳になった新井の夢がようやく実現した。ツアーの最終日。夕日がゆっくりと清河の山に沈み、新井のライブが始まった。舞台は清河にある中学校のグランド。ステージと客席を隔てるものはない。今、その声は海を渡り、近くて遠い亡き父の祖国、そして自らのルーツである念願の地、「清河」の山河に響き渡る。ルーツ探しの旅から16年。これは新井英一の悲願、初の韓国ライブの全記録である。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督澄田憲親
語り黒田福美
出演新井英一
制作国 日本(2004)
上映時間 90分

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最終更新日:2016-02-12 15:46:44

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