犬猫('04) 作品情報

いぬねこ

仲がいいのか悪いのかわからない、そんな2人の幼なじみの女の子。さりげない日常をサラリと描いた作品

東京の近郊のどこか。1年間中国へ行くというアベチャンの留守を預かるため、友だちのヨーコが一軒家にやってきた。そこへ恋人の古田との暮らしが嫌になって飛び出したスズも転がり込んでくる。幼なじみというヨーコとスズだが、態度はよそよそしい。内向的で男性にも奥手なヨーコに対して、外向的であっけらかんとしたスズ。性格は正反対だが、なぜかオトコの好みは昔から同じ。過去に古田をめぐってのトラブルがあったようだ。なんとか2人暮しが始まるが…。

「犬猫('04)」の解説

ぴあフィルムフェスティバル2001で企画賞を受賞し、反響を生んだ8ミリ作品『犬猫』を、井口監督がみずからリメイク。「犬猫」とはどこにでもいる代名詞のような意味合いで、この映画の主人公ヨーコとスズのように、私たちのごく身近にいそうなフツーのオンナのコのこと。また対照的な2人の性格を、イヌとネコ見立てているともいえる。私たちは映画の中で大きな事件が起きることに慣れてしまっているが、実際の自分の日常を見てみれば、人から見たら些細なことが重大事件のハズ。

この作品はそうした日常のほんの一瞬を、冷静に、そして愛情を持って見つめている。「かわいい女の子が出ている映画が好き」という井口監督が言うように、この映画でストーリーを押し進めていく主体はあくまでも女の子たち。男たちはその周辺で漂っているに過ぎない。この女の子2人の組み合わせは、アメリカ映画『ゴーストワールド』の2人のように魅力的だ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年12月4日
キャスト 監督・脚本・編集井口奈己
出演榎本加奈子 藤田陽子 小池栄子 忍成修吾 西島秀俊
配給 ビターズ・エンド
制作国 日本(2004)
上映時間 94分

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最終更新日:2016-02-12 15:45:47

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