十三通目の手紙 作品情報

じゅうさんつうめのてがみ

言葉を交わすことで、見えてくる真実がある。14人の男女が紡ぐ一幕劇

東京にあるジャズ・バー“バードランド”。その日もいつものように常連客が三々五々集まって、思い思いに寛いだ一時を過ごしている。しかし、マスターの久保(みやけみつる)だけは、落ち着かない様子だ。実は、初めて書いた推理小説が新人賞候補となり、その知らせを今や遅しと待っているところだった。そこへ、探偵の三蔭(高原知秀)が現れ、“バードランド”で起きた一年前の事件について調べていると話し出す。それは、ある男が、ディスプレイしてあったジャズファン垂涎のレアな名盤を盗んだ出来事だった。

「十三通目の手紙」の解説

作家志望のバーのマスター、編集者、TV局の元プロデューサー、芸能プロダクション社長、新人タレント、謎の老人…。異なる視点を持った他人同士が、一年前に起きたレコードと現金の盗難事件を、図らずも検証することになる。ここでは時間が経過するにつれ、誰もが思っていることを口に出すようになる。皮肉なことに、思っていることを口に出せなかったからこそ、窮地に追い込まれた人物のエピソードが語られることになるのだが。

学生時代に観た名作『12人の怒れる男』に深く感銘を受けたという監督らしく、個々の人間が持つ偏見や思い込み、善悪の価値基準といった内面を丹念に描こうとしている。大人の鑑賞に堪える映画をと、志し高くつくり上げた作品だ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年6月12日
キャスト 監督亀田幸則
出演高原知秀 篠田三郎 森次晃嗣 みやけみつる 阪脩 森まさひろ 深来勝
配給 「十三通目の手紙」製作委員会
制作国 日本(2003)

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最終更新日:2016-02-12 15:45:13

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