卒業の朝 作品情報

そつぎょうのあさ

教師はいつか、かつての教え子に学ぶことになる。この社会で、いかに生きていくべきかを…。

全寮制の名門男子校でギリシア・ローマ史を教えるウィリアム・ハンダートは、歴史を通して生徒に人生への良識を身につけさせようと、熱意を燃やしていた。素直で勤勉な生徒達はハンダートの熱意に十分応えていたが、上院議員の御曹司セジウィック・ベルの転入で状況は一変。ベルは何かにつけハンダートに反抗し、他の生徒まで悪事に巻き込み始めたのだ。ハンダートはベルの勝気さを勉学に向けようと、伝統ある学内コンテストへの参加を持ちかけた。

「卒業の朝」の解説

生徒と先生の触れ合いが、爽やかな感動を呼ぶ…そんな紋切り型の学園ドラマとは一線を画した作品。1人の問題児に対する自分の対応を25年間ずっと自問してきた老教師が、招かれた同窓会でその結末を思い知る。現実の社会では善良に生きる人間が成功するとは限らず、よこしまな人間が財をなし高い地位につくこともある、というシビアな内容には誰もが考えさせられるはず。

崇高な思想を掲げ、生徒を愛するがゆえ苦しむ教師を、押さえた表現ながら感情の伝わる演技でケビン・クラインが好演。問題ばかり起こす転入生・ベル役に、エミール・ハーシュ。生徒はもちろんハンダートまで引きつける、カリスマ的なベルの魅力を見事に演じきった。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年3月27日
キャスト 監督マイケル・ホフマン
原作イーサン・ケイニン
出演ケビン・クライン エミール・ハーシュ エンベス・デイビッツ ジョエル・グレッチ
配給 東宝東和
制作国 アメリカ(2002)
上映時間 109分

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最終更新日:2016-02-12 15:44:04

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