永遠のマリア・カラス 作品情報

えいえんのまりあからす

1977年。パリのアパルトマンで、オペラ界の伝説のスター、マリア・カラス(ファニー・アルダン)は隠遁生活を送っていた。そんなある日、カラスのかつての仕事仲間であるプロモーター、ラリー(ジェレミー・アイアンズ)が、カラスの全盛期の録音を使い、カラス主演のオペラ映画を製作する企画を持ってくる。一度は反発したカラスだったが、苦しい胸中をジャーナリストの友人サラ(ジョーン・プローライト)に打ち明け、やがて承諾する。作品は「カルメン」。たちまちヒロインの役作りにのめり込んでいったカラスは、相手役のドン・ホセに自らマルコ(ガブリエル・マルコ)を選ぶほどの熱の入れよう。だが「カルメン」のテスト試写を見たカラスは動揺し、ラリーに「トスカ」を今の自分の声で歌いたいと提案する。それは却下されたが、やはり口パクの作品を公開することはプライドが許さず、「カルメン」のお蔵入りを要求するのだった。

「永遠のマリア・カラス」の解説

オペラの天才歌手マリア・カラスの謎の最晩年期にスポットを当てたドラマ。監督・脚本は「ムッソリーニとお茶を」のフランコ・ゼフィレッリ。脚本は「ベント/堕ちた饗宴」のマーティン・シャーマン。撮影は「尼僧の恋/マリアの涙」のエンニオ・グァルニエリ。音楽監修は「トスカニーニ」のユージーン・コーン。出演は「8人の女たち」のファニー・アルダン、「仮面の男」のジェレミー・アイアンズ、「ムッソリーニとお茶を」のジョーン・プローライトほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2003年7月19日
キャスト 監督フランコ・ゼフィレッリ
出演ファニー・アルダン ジェレミー・アイアンズ ジョーン・プローライト ジェイ・ローダン ガブリエル・ガルコ
配給 ギャガ・コミュニケーションズ
制作国 イタリア フランス イギリス ルーマニア スペイン(2002)
上映時間 108分

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最終更新日:2023-11-01 02:00:06

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