地獄甲子園 BATTLE FIELD STADIUM 作品情報

じごくこうしえんばとるふぃーるどすたじあむ

甲子園出場を目指す、星道高校校長兼野球部監督・朝倉南太郎のもとに、予選第1回戦の対戦相手決定の知らせが入る。しかし、相手はルール無用の殺人集団・外道高校。「終わった。今年の夏は終わった」と呟く校長の脳裏には、3年前の予選でやりたい放題やられ、試合放棄で負けた忌まわしい記憶が甦っていた。そんなことも知らない星道高校野球部は、「目指せ甲子園!」を合言葉に練習に励んでいた。補欠要員のメガネ(伊藤淳史)は、今日もキャプテン、松井ゴリラ(土平ドンペイ)に怒られ、球拾いをしに校舎裏へと向かうが、そこは悪名高き番長グループの溜まり場。案の定、不良に絡まれるメガネ。その時、たまたまそこで昼寝をしていた転校生・野球十兵衛(坂口拓)の助けが入り、事なきを得るが、運悪くそこに番長(西尾季隆)が現れてしまう。「ちょうどムシャクシャしていたところだぜ!」と、十兵衛は子分たちをあっさりと片付け、番長との喧嘩野球対決が始まった! それは、番長がバッターとなり十兵衛自身がボールとなる、まさに男と男の闘い。死闘の末、みごとに三振を取った十兵衛は番長をボコボコにやっつけ、その場を立ち去るのだった。その闘いを興奮して見物していた校長は、「十兵衛君の喧嘩野球だったら、外道高校を倒せるかもしれない!」と野球部に勧誘するが、野球を捨てたから、と簡単に断る十兵衛。その時、ふんどしをつけた謎の男が現れた。唖然とする二人だったが、その男がさっきボコボコにされた番長だと気がつく。ただ、どうも顔が違うようだ。しかし番長は、十兵衛のパンチを受けたことによって痛めていた肩が治り、「心を入れ替えたので顔も変わって当然!」と言い放つ。そして、同じく野球を捨てた者同士、一緒に外道高校と戦おうと十兵衛を誘うのだった。「俺には関係ねー!」とは言ったものの、十兵衛のなかには野球を愛する気持ちが息吹き始めていた。そこに、十兵衛を追いかけてきたメガネがやって来る。「なんで野球を捨てたんでやんすか?」と問いただすメガネに、自分の投げたボールで父親を殺してしまったことを告白する十兵衛。しかし、メガネも母親に野球を禁止されていること、でも野球を愛する気持ちは変わらないことを伝え、その熱心な説得で十兵衛は野球部に入ることを決心するのだった。そして予選試合の日。しかし、肝心の十兵衛の姿が見当らない。それもそのはず、その時十兵衛は刑務所の中にいたのだった。果たして、十兵衛は球場に現れるのか? 星道高校は外道高校に勝つことができるのか? 高校球児たちの未来をかけた死闘がついに始まった

「地獄甲子園 BATTLE FIELD STADIUM」の解説

カルト的人気を誇るギャグ漫画家・漫☆画太郎の荒唐無稽な原作を基に、原作者自らも脚本協力した青春スポ根ギャグ映画。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2003にて上映され、場内を大爆笑の渦に巻き込み、グランプリを受賞した。監督は、これが劇場用映画デビューとなる山口雄大。主演は、「VERSUS -ヴァーサス-」の坂口拓。共演に「カクト」の伊藤淳史。短編の地獄甲子園外伝「ラーメンバカ一代」が同時上映。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2003年7月19日
キャスト 監督山口雄大
原作漫☆画太郎
出演坂口拓 伊藤淳史 永田耕一 小西博之 蛭子能収 谷門進士 榊英雄 飯塚俊太郎 西尾季隆 土平ドンペイ 生田目研人 三城晃子 大場一史 松本実 勝俣喜章 増本庄一郎 魚谷佳苗 吉田依利 片山武宏 金澤大朗 鈴木暁 石橋美佳 歌原仁美 東きよ美 福嶌徹 堀内俊成 吉田浩之 田中誠之 川村悟史 松浦太志 中村太紀 増本輝 大石寛太 山本美由紀 相原美穂 石井壮太郎 渡辺望 見目竜一 梅津直人 石谷裕江 稲福早映 関谷由香 神代廉 後藤克秀 末広哲 村上征寛 楠本卓司
配給 クロックワークス
制作国 日本(2002)
上映時間 87分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「地獄甲子園 BATTLE FIELD STADIUM」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:39

広告を非表示にするには