ガーゴイル 作品情報

がーごいる

人間の心に潜む究極の愛の欲望を、V・ギャロとB・ダルが悲しく激しく演じる衝撃作

新婚旅行でパリを訪れた若いアメリカ人夫婦、シェーン(ヴィンセント・ギャロ)とジューン(トリシア・ヴェッセイ)。しかしシェーンには、ロマンチックなハネムーンを楽しむ心の余裕がない。彼は、自分の「病気」の鍵を握る人物、セムノー医師(アレックス・デスカス)を捜していたのだ。セムノーは、郊外の町で妻のコレ(ベアトリス・ダル)を監禁していた。ショーンは、自分がコレと同じ「病気」を抱えていることを知っている。それは、愛の行為がもたらす、抑えられない狂気の衝動だった。

「ガーゴイル」の解説

欧米の建物で、屋根や雨どいにしばしば見かける鳥のような怪物、それがガーゴイル。豊穣の神であったガーゴイルは魔物に姿を変えられ、悲しく恐ろしい目で家々を見下ろしている。カンヌで大きな反響を呼んだクレール・ドゥニの『ガーゴイル』が描くのは、性的欲望の高まりから相手を噛み、死に追いやってしまうという、魔物の心を抱えた2人の男女の姿だ。

異常さを自覚し、本当に愛している者を抱けない苦しみを味わっているヴィンセント・ギャロと、もはや精神を病み獣のように相手を噛むベアトリス・ダルが、息の詰まるような演技を見せている。美しい光の映像と物静かに運ばれるストーリーには、鋭く激しい魂がいつもどこかに浮遊しているような、不気味な時間の流れを感じ、人間に潜む性と心の闇に落とされていくような映画だ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年11月2日
キャスト 監督クレール・ドゥニ
出演ヴィンセント・ギャロ ベアトリス・ダル トリシア・ヴェッセイ アレックス・デスカス フロランス・ロワレ・カイユ ニコラ・デュヴォシェル
配給 キネティック
制作国 フランス=日本(2001)
上映時間 100分

(C)2001 KINETIQUE INC.-MESSAOUD /A FILMS-REZO PRODUCTIONS-ARTE FRANCE CINEMA -DACIA FILMS

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最終更新日:2016-02-12 15:40:28

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