ひとりね 作品情報

ひとりね

元祖マドンナの榊原るみが、イメージを一掃して大胆に演じる女の孤独と悲しみのサガの物語

織江(榊原るみ)は40代も半ばにさしかかる中年女性。ある日「ただいま」の声で玄関に出ると、ひとりの男が「間違えました」と去っていく。翌日も男は現れ、いぶかる夫の視線のなか、織江は男を想い描く。男は織江の中に潜んでいた欲望を目覚めさせた。ある日、夫の出張中に織江はひとり街へ出て、ギターを持った男に抱かれる。玄関先の男は現れず、ギターの男を求めて街へ繰り出す織江。しかし、出張から帰った夫が突然倒れ、織江は幻のような現実に突きつけられていく。

「ひとりね」の解説

お嫁さんにしたい女優として、長年のさわやかイメージで活躍してきた榊原るみ。そんな彼女がフレッシュさとは全く異色の、ダークで生々しい中年女性の赤裸々なサガを体当たりで演じる。暗いイメージとは無縁のマドンナが演じるだけに、感情の痛々しさや悲しさが余計に突き刺すような効果を出している。不意に現れてはいなくなる男の存在が想像力をかきたて、自分のなかの隠れた欲望にとりつかれていく織江の、悶々とした表情がエロティックな色艶を添える。

監督は榊原るみの夫でもあるすずきじゅんいち。若々しさを通り越してしまった中年の、切々と描かれた孤独に対する痛みが印象的だ。そしてラストには、衝撃的で哀しい現実に向き合わされる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年3月16日
キャスト 監督すずきじゅんいち
出演榊原るみ 米倉斉加年 高橋和也 余貴美子
配給 アルゴ・ピクチャーズ
制作国 日本(2001)
上映時間 89分

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最終更新日:2016-02-12 15:39:40

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