ドロップ・シネマ・パーティー 作品情報
どろっぷしねまぱーてぃー
気鋭の映画監督やCMディレクターが監修し、アートスクールの生徒たちが作った短編(ドロップ)集!
『LUCKEY STRIKE』:世界の終わりを向かえ、初めて生への執着という喜びを叫ぶまでの出来事。『補欠の放課後』:野球部の補欠選手が部活をサボり、自転車レースをしても情熱を燃やせず、嘘をつき嘆く。『青の写真』:恋愛にも写真にも、はっきりしない写真部の大学生が、己の才能に絶望した先輩の自殺を通して死の意味を悟る。『命の響き』:拳銃を奪われ、妻を撃たれた刑事がその犯人を追いつめるが…。
「ドロップ・シネマ・パーティー」の解説
映像カルチャー誌「ピクトアップ」等も出版している「演劇ぶっく社」が、「一年後デビュー主義!」をモットーに、98年から運営しているのがアートスクールENBU[演劇&映像]ゼミ。その中から第一線で活躍するクリエイターたちが監修し、受講生が監督をつとめたショートフィルム(ドロップ)集ができあがった。今回の連続上映は、いわば卒業制作のようなものだ。
まだまだ未消化の部分が多く、表現力も不足しているが、この中から未来の一流クリエイターが生まれる可能性もある。原石の姿を観ておくのも日本映画界への投資になるかもしれない。傾向としては「退屈な日常と、ふっきれない自分」がテーマだろうか。毎土・木曜には各作品の監督の舞台あいさつや、講師の中島哲也や深作欣二監督などのトークがあるので、それも要チェックだ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2002年3月16日 |
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キャスト |
監督:山下よしこ
監修:中島哲也 |
配給 | ENBU[演劇&映像]ゼミナール |
制作国 | 日本(2002) |
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