ルムンバの叫び 作品情報

るむんばのさけび

1957年、世界の植民地が独立を求め闘っていた頃。ベルギー領コンゴに育った32歳の郵便局員ルムンバ(エリック・エブアニー)もまた、祖国の自由を求めて奮い立っていた。やがて彼は演説者、そして戦略者として才能を発揮し、支持者を増やしていった。その中には、公安軍書記で記者志望のジョゼフ・モブツ(アレックス・デスカス)もいた。ルムンバの主張は過激で、波風を立てるものであったが、60年、彼は独立コンゴにおける最初の選挙の勝利者となる。しかし独立の祝祭ムードはすぐに忘れられ、公安軍で反乱が起こった。ルムンバはベルギーの軍人や入植者たちの罵声に耐えつつ、闘いの日々を過ごす。ベルギー軍の上陸、国連の介入、大量虐殺、ついには裏切り。カサヴブ大統領(マカ・コット)はルムンバを解任し、かつては彼の支持者であった軍の新しい実力者モブツがルムンバを追い詰めていった。そして61年1月、ルムンバはカタンガに移送され、拷問のあと死刑となるのだった。

「ルムンバの叫び」の解説

志半ばで命を奪われたコンゴの初代首相、パトリス・エメリー・ルムンバの生涯を描いた作品。監督・脚本はルムンバのドキュメンタリーを撮ったこともあるラウル・ペック。出演は「クリクリのいた夏」のエリック・エブアニー、「ラスト・ハーレム」のアレックス・デスカスほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2001年9月15日
キャスト 監督ラウル・ペック
出演エリック・エブアニー アレックス・デカス テオフィル・ムッサ・ソウィエ マカ・コットー デュドネ・カボンゴ パスカル・ンゾンジ アンドレ・デバー シェイク・ドクレ オマール・ディオップ・マケナ マリアム・カバ ルディ・デルヘム
配給 アルシネテラン
制作国 フランス ベルギー ドイツ ハイチ(2000)
上映時間 115分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ルムンバの叫び」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:40

広告を非表示にするには