大河の一滴 作品情報

たいがのいってき

ロシアから金沢、そして再びロシアへ心に響く壮大なスケールの人間ドラマ

2月、雪子はロシアでニコライというガイドと出会う。10月、トランペットのオーディションを受けるため来日したニコライ。その楽器の音色に惹かれた雪子は心から応援する。しかし、結果は落選。そんな雪子のもとに父が倒れたという知らせが入る。帰省した雪子は、幼なじみの昌治の力を借りて、父を病院に運ぶ。検査の結果は肝臓ガンで、長くて半年の命と判明。故郷に残る決心をした雪子は地元のオーディションを受けさせるためニコライを呼び寄せる。

「大河の一滴」の解説

五木寛之の大ベストセラーである「大河の一滴」の映画化。といっても原作はエッセイなので、その精神を盛り込んだドラマというべきか。脚本は日本映画界の重鎮・新藤兼人。そして監督は『ハチ公物語』『遠き落日』の名匠・神山征二郎。ヒロイン(安田成美)の行動がすべてワガママにしか見えるないのがちょっと辛い。とはいえ、その父(三國連太郎)と幼なじみ(渡部篤郎)の無骨ながら優しい心がじんわりと伝わってくるのがイイ。

ニコライ役セルゲイ・ナカリャコフは、外見の弱々しさとは裏腹に精神の強さが感じられる好演。ロシアの広大な風景も絶大な効果を上げている。惜しむらくはドラマに生々しさは感じられないが、“愛”と“生”と“死”をめぐる壮大な作品に仕上がった。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2001年9月1日
キャスト 原作・原案五木寛之
監督神山征二郎
脚本新藤兼人
出演安田成美 渡部篤郎 セルゲイ・ナカリャコフ 倍賞美津子 三國連太郎
配給 東宝
制作国 日本(2001)

(c)2001「大河の一滴」製作委員会

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最終更新日:2016-02-12 15:37:54

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