真田広之、四度目の宇宙飛行は最強SFホラー「貞子より本作のエイリアンの方が怖い!!」映画『ライフ』プレミア試写会

真田広之、四度目の宇宙飛行は最強SFホラー「貞子より本作のエイリアンの方が怖い!!」映画『ライフ』プレミア試写会
提供:シネマクエスト

日時:2017年6月12日(月)
場所:新宿ピカデリー
登壇者:真田広之

未知なる生命体を調査している宇宙飛行士6人が、無重力の宇宙船内で直面する恐怖と死闘を描いたSF<無重力>ホラー『ライフ』が、7月8日(土)より全国公開となる。6月12日(月)新宿ピカデリーにて、本作メインキャストの真田広之が登壇し<プレミア試写会>が実施された。

ハリウッドを拠点に活躍を続ける真田が、日本に帰国して公の場に姿をあらわすのは久しぶりとあり、観客は大きな拍手であたたかく真田を迎え入れた。(※映画イベントでは2013年の『46RONIN』ぶり)満席の場内を見渡すと真田は「今日は日本のみなさんに初めてこの作品を見ていただけるということで、6人の宇宙飛行士を代表してやってきました」と挨拶。

本作で真田が演じるのは、ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソンら、錚々たるスターキャストたちと並び、国際宇宙ステーションに滞在する、わずか6人の宇宙飛行士の1人。チームの中で一番のベテランのフライト・エンジニア、ショウ・ムラカミ役を演じ、火星で発見した地球外生命体(エイリアン)を調査する任務を負う。

「明日にでも起こりうるような現実味のある話をストレートに描いていて、そういった題材の作品にひとりの俳優として参加できて光栄でした」と語り、続けて、リアリティあふれる国際宇宙ステーションのセットについて、「生活空間も含めて、実際の国際宇宙ステーションをすべて再現しました。宇宙ものなのに合成用のグリーンスクリーンがなく、360度どこを見渡しても実際にそのものがあるという贅沢な空間でした」と、舞台裏を語った。

また、映画全編を通して<無重力(=宙に浮いた状態)>の撮影について「衣装の中にハーネスを仕込んでのワイヤーアクションでした。最長で4時間もハーネスに吊られっぱなしのときは流石にキツイなと思いましたけど。(日本の国旗のワッペンが入った衣装の)肩の日の丸を見て、負けてられないなと思ってやりました」と、撮影の苦労を振り返る。しかし真田は『宇宙からのメッセージ』以降、過去に三度宇宙もの作品へ出演していることから、ワイヤーアクションのスペシャリストとして、監督からも絶大な信頼を得ていたようで、現場では「最初にフライトしてから40年ですからね。リハーサルで僕のワイヤーワークを見ていた監督からはその後“マエストロ”と呼ばれました(笑)僕が飛んでいるシーンを撮った映像をジェイクやライアンに見せて『勉強しろ』と言っていたようです(笑)」と、撮影時のエピソードも披露。

そして、もしも自身が地球外生命体に遭遇したときには?という問いには「最近、地球に似た惑星が発見されましたし、ますますこの映画が現実味を帯びてきているなと感じますが、そうですね、会ってみたいという気持ちはあります。けどまずは遠目で見て、人類にとって危険な存在ではないかを見極めて、それからご挨拶ですかね(笑)」と、にこやかに述べた。

するとここで、本作はこの夏最強のホラー映画ということから、真田が過去に出演した大ヒットホラー映画『リング』の<貞子>と、本作に登場する<エイリアン>どちらが怖いか、という究極の質問が!これに対し真田は「たしかに『リング』以来のホラー映画かもしれないですね」と、苦笑交じりに語りながら「(貞子は)霊とはいえ人間で、地に足がついた地球で遭遇するということを考えると、どちらの映画が怖いかと言う話ではないですけど、得体の知れない生命体と宇宙で遭遇する、『ライフ』のエイリアンのほうが怖い」と答えると、会場がどっと沸いて笑いが起こった。

最後に本作を楽しみにしているファンに向けて「色々なことが起こる映画です。国際宇宙ステーションに乗った気持ちになって一緒に旅路を楽しんでいただければ」と挨拶し、大きな喝采につつまれながら、舞台挨拶は終了した。

最終更新日
2017-06-14 12:00:50
提供
シネマクエスト(引用元

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