私たちが見ていた北朝鮮。それは演出された姿だった――『太陽の下で-真実の北朝鮮-』予告を公開

私たちが見ていた北朝鮮。それは演出された姿だった――『太陽の下で-真実の北朝鮮-』予告を公開
提供:シネマクエスト

2017年1月21日公開のドキュメンタリー映画『太陽の下で-真実の北朝鮮-』の予告が解禁された。

『太陽の下で-真実の北朝鮮-』予告
https://youtu.be/-d9836ATdto

8才のジンミは模範労働者の両親とともに平壌で暮らしている。ジンミは金日成の生誕記念「太陽節」で披露する舞踊の練習に余念がない。エリートの娘を持った両親は仕事仲間から祝福を浴び、まさに “理想の家族”の姿がそこにはあった。ところがドキュメンタリーの撮影とは名ばかりで、“北朝鮮側の監督”のOKが出るまで一家は繰り返し演技させられ、高級な住まいも、親の職業も、クラスメイトとの会話も、すべて北朝鮮が理想の家族のイメージを作り上げるために仕組んだシナリオだった。そこでスタッフは、撮影の目的を“真実を暴く”ことに切りかえ、録画スイッチを入れたままの撮影カメラを放置し、隠し撮りを敢行するが……。

公開された予告編は、ドキュメンタリー映画でありながら“アクション”の声から始まる。台本をチェックしたり、セリフを変えてみたり、演出の説明があったりと、少女・ジンミと両親が偽りの日常生活を演じさせられる様子がまざまざと映し出され、これまでに見たことがなかった“偽りの北朝鮮の真実の姿”を垣間見ることができる。

最終更新日
2016-11-04 12:24:44
提供
シネマクエスト(引用元

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