『猫侍 南の島へ行く』から玉之丞の未公開ショットを解禁&プロ写真家が“猫をかわいく撮る3カ条”を伝授。動物トレーナーによる裏話も

『猫侍 南の島へ行く』から玉之丞の未公開ショットを解禁&プロ写真家が“猫をかわいく撮る3カ条”を伝授。動物トレーナーによる裏話も
提供:シネマクエスト

人気シリーズ最新作『猫侍 南の島へ行く』のヒットスタートを記念してドラマ版&映画版のロケを行った「EDO WONDERLAND 日光江戸村」で撮り下ろさした玉之丞(あなご)の厳選写真が公開された。また、日本アカデミー賞授賞式公式カメラマンでもある写真家の石川登栂子氏が“猫をかわいく撮る3カ条”を伝授。また、動物トレーナーによるマル秘話も到着した。■カメラマン・石川登栂子氏に聞く“猫をかわいく撮る3カ条”(1)猫の目線に下がる猫を怖がらせないために上から撮らず、猫の目線まで下がること。被写体が警戒心の強いノラ猫の場合は、遠くからズームで撮った方が無難です。(2)動きは連写で押さえるあくびや顔を洗う動作は、連写での撮影がオススメ。何回か撮っていれば、良く撮れた1枚が必ずあるはず。スマホにも連写機能があります。(3)ポイントは猫の“目”レフ板代わりに顔の下に白い紙を置くだけで、目がキラキラに。また、明るい場所よりも、少し暗い場所で撮影した方が黒目が大きくなります。■ZOO動物プロ・北村まゆみ氏コメントあなご(玉之丞役)のビジュアルがかなり浸透しているので、何回も観られて「この時があなごで、元気なのがさくら(若)、縁側にいるのがさくら(大人)……」みたいな楽しみ方をされる方もいらっしゃったんです。でも、あなごと北村一輝さんの相性が非常にいいということもあって、懐に収まったりした時の自然な感じはあなごでしか出せないんですね。それもあって、あなごがメイン。ですが、あなごは緊張シィなので、さくら(若)もポイント的にはすごく重要な仕事をしてくれてます。久太郎が火あぶりにされる場面で、長老が降ろして一人で歩いて久太郎の所まで行く動きは、「これは、さくらでしょ!」と思って任せたんですけど、導線を一発で決めてくれましたから。あとは、黒猫ヤムヤム役のジャックとの相性ですね。ジャックとのラブラブ・シーンは、ほぼさくらです。朝初めて会った時、北村さんがワントーン上がった声で「あ~な~ご~」って言うのがお決まりの挨拶で、そのあと必ず頭頂部の匂いを嗅ぐんです(笑)。もう、本番だからとかカメラが回ってるかとかに関係なく可愛がっていますから。実はドラマのSeason2の時にこんなエピソードがありました。第1話で長屋の久太郎の部屋に猫がたくさん来て、玉之丞だけがタンスの上で冷ややかに見ているシーンがあったと思うんですけど、あの時に北村さんがホントに無意識に「なんだよ、姫」って以前飼っていた猫の名前で呼んだんです。あなごの目つきが、すごく可愛がっていて亡くなった姫ちゃんとリンクしたみたいです。嫉妬深い猫だったそうで、シーンとしてもそういうジェラシーなシーンだったんで、北村さんの目にそう映っただけかもしれないですけど、ホントにあなごが芝居に入って「私の久太郎に何するのよ」みたいな空気を醸し出していた可能性もありますよね。姫は自分にしか懐かない猫だったから余計に可愛かったそうなんですけど、「今、姫の目にそっくりだった」って言ってましたから。あなごは、玉之丞と一緒でホントにツンデレですから。こっちが呼んだ時は「別に」って感じなのに、意表を突いた時にゴロゴロンとかニャンニャンとかやるもんだから、やられちゃうんです。あとは、機嫌がいい時だけ目が合うと返事をする。こっちが何とか合わせようとしても、気が向かなかったら絶対に鳴かないですし(笑)。あなごは今年の7月に17歳になりましたが、飼い主が「ホントに17歳?」って言うほど。推定の誕生日ですけど、拾われた日から逆算して7月5日じゃないかって。野良で拾われたんです。しかもそのオーナーさんにも6歳を過ぎてから手放されて、それからウチに来ました。よく血統書付に見えると言われるんですけど、違うんです。だから、この作品に起用していただかなかったら、世に出ることはなかったと思います。

最終更新日
2015-09-11 19:51:35
提供
シネマクエスト(引用元

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