“○○な秋”に溺れる菅田将暉にキャスト&観客が困惑!?『溺れるナイフ』初日舞台挨拶

  • 登壇日:2016年11月5日(土)
  • 登壇者:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)、山戸結希監督
  • 場所:TOHOシネマズ新宿
“○○な秋”に溺れる菅田将暉にキャスト&観客が困惑!?『溺れるナイフ』初日舞台挨拶
提供:シネマクエスト

講談社「別冊フレンド」に連載され(04年~13年)、洗練された世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける少女マンガ「溺れるナイフ」を実写映画化した『溺れるナイフ』が11月5日に初日を迎え、小松菜奈、菅田将暉、重岡大穀、上白石萌音、志磨遼平、山戸結希監督が舞台挨拶を行った。

昨年9月に17日間という短い期間の中で、和歌山の大自然を舞台に時間的にも天候的にも厳しい撮影が強いられていた本作はこれまで数々の撮影現場をこなしてきた菅田も「この映画が完成して公開したことが信じられないくらいうれしい。壮絶な現場がある種、僕らの熱になって何としても撮ってやろうと思って作った作品。」と、これまでの作品とは違う思い入れを告白すれば、小松も「壮絶な現場でしたが公開を迎え素直にうれしい」と笑顔を覗かせた。続けて上白石は「尊敬するキャストのみなさんと一緒に同じ空気を吸って演じられてうれしかったです。」と撮影の感想を語れば、本作が映画初出演にして、主題歌も担当するドレスコーズの志磨は「まさか映画に出るなんて思わなかった。山戸結希監督のファンなんで、今回、声をかけてもらった監督の作品でなければ演技することもなかった。この作品に関われて光栄に思っています」と山戸監督にラブコールを送った。そんな山戸監督は初日を迎えるにあたり、これまでの熱い想いを語っていると隣の重岡がツッコミの体制に入るやいなや菅田に静止されると会場からは笑いが。

本作について小松は「12歳のころからモデルをしていて、モデルの経験がなかったら表現できないこともある。」と語ると続けて、演じた夏芽もモデルから女優になったことは同じ道を辿っているのでよかったかな」とこれまでの経験が本作で生かされたことを語れば、菅田は今作が初の恋愛映画での主演ということで「(恋愛作品で演じる主人公は)常にかっこよくて、美しく気高くなければならい。」と真剣に演技論を語る場面も。そんな2人の発言を受けて山戸監督は「私は2人の人生で一番輝いている瞬間を撮ってやる!」という熱い気持ちで撮影していたと当時を振り返った。そんな中で出来た作品の中で好きなシーンについて話が及ぶと、上白石と小松は、夏祭りでの菅田と重岡のシーンがお気に入りであることを話題にすると、菅田は「俺ら関西出身だからかな、うまくいったのは。」と重岡と共にハニかんでいた。

この日、イベントでは映画のタイトルにちなみ「溺れてみたいモノ・コト」と題し、キャスト達が今ハマっていることをトークセッション形式で展開。小松は「食べ物検索アプリを使って実際にお店に行くことに溺れている」と語れば、菅田は「脱毛に溺れている」と衝撃の発言で会場をざわつかせた。続く重岡は「上白石ちゃんに溺れている」とさらなる衝撃発言が。実際は上白石の歌が好きでよく聞いているというと上白石から「何の曲が好き?」と問われると、しどろもどろする姿にすかさず「聞いてないな!」とツッコミを入れる姿に笑いとともにキャスト達の仲の良さがうかがえた。

最後に菅田は「映画は簡単に公開されるものではない。たくさんの方の力があってできた作品ということを痛感した作品。」と言えば、小松は「撮影は17日間というタイトな撮影で本当に過酷で、全てが当たり前じゃないんだなって思いました。モノづくりの大変さを痛感しました。ぜひ、劇場に足を運んでほしい。」と作品をPRすると作品同様、海をイメージした青色のポンポンを持った500人の観客をバックに登壇キャストと山戸結希監督は笑顔で写真に収まり初日舞台挨拶イベントは大盛況の末、終了した。

最終更新日
2016-11-10 01:00:01
提供
シネマクエスト

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