同情するなら金をくれ!映画「ゼニガタ」安達祐実、闇金映画で債務者役を熱演

同情するなら金をくれ!映画「ゼニガタ」安達祐実、闇金映画で債務者役を熱演

かつて子役として一世を風靡し、近年は“大人の女優”として、活躍中の安達祐実が、今注目の俳優・大谷亮平が初主演を務める映画『ゼニガタ』で資金繰りに窮した脱サラ債務者・真田留美役を好演している。
本作は、表向きは居酒屋経営者、しかし裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く物語。客はパンチ一発1万円で用心棒を請け負う元ボクサー、地方でくすぶるキャバクラ嬢や半グレ、ヤクザなど、銭の魔力に取り付かれたアウトローな連中たち。返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命を描く“闇金”ピカレスク・ムービー。

安達といえば、子役として2歳でデビューし、広告を中心に活躍。1994年、ドラマ「家なき子」(日本テレビ系)でヒロイン・すずを演じ、弱冠12歳とは思えない演技力で脚光を浴び話題を集めた。劇中セリフ「同情するなら金をくれ!」は新語・流行語大賞を受賞し社会現象となった。そして30代半ばとなった現在、子役時代のイメージを払拭し、2018年1月クールは、「海月姫」「99.9」「リピート~運命を変える10か月~」と3本のドラマに出演するなど引っ張りだこ。
本作では、農業を志すも資金繰りに窮した脱サラ債務者役で出演。撮影で初めて農業を体験し「少し作業しただけでも手が痛くなった」と苦労も。「登場人物の中で唯一汗を流して頑張っていこうとする人。やさしさを感じる、救いのような一部の希望」と役どころを振り返った。さらに、作品にかけてお金にまつわるエピソードを問われると「子どもの頃に(同情するなら)金をくれ、という役をやっていて(笑)ドラマの中でもお金が人を変えるという内容だったので…実生活では堅実です。」とコメントを寄せている。

▼安達祐実 動画インタビュー
https://youtu.be/45dMg_GqK1o

映画『ゼニガタ』は5月26日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー

(C) 2018「ゼニガタ」製作委員会

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最終更新日
2018-05-15 10:20:00
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