エキストラの80%が地元民!ボストンが街を上げて協力した映画「ボストン ストロング」

エキストラの80%が地元民!ボストンが街を上げて協力した映画「ボストン ストロング」1
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 ボストンマラソン爆弾テロ事件で“ボストンのヒーロー”と呼ばれた男の真実の物語を描いたジェイク・ギレンホール主演・プロデュース作『ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』が5月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。
 本作は2013年に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件の被害にあった、ジェフ・ボーマンの実話を映画化。テロに巻き込まれ、両足を失ったボーマンは「ボストン ストロング」というテーマの元、ボストン復興の象徴として脚光を浴びるも、ボーマンの前には様々な困難が…。耐えられない傷とプレッシャーを背負いながら、恋人や家族などの愛する人々に支えられ、困難を乗り越え、再び立ち上がる“フツウの男”の感動の実話。

 『ボストン ストロング』の撮影はすべてボストン都市圏で行われており、「ボストン市民にこの映画に参加してもらうことが、われわれにとって非常に重要だった」と製作総指揮を務めたニコラス・スターンは語り、エキストラもできるだけ地元の人々を採用、約
80パーセントが地元の人であった。マラソンのゴール地点は120フィートにも及ぶ通りと、脇の歩道や店まで一から作られ、あの日、ジェフが見た風景がそのまま再現された。劇中、マラソンを走るシーンに出演したエリン役のタチアナ・マスラニーは、「ボストン市民にとっての恒例行事での爆弾テロ事件を語るには、時期尚早だった。事件はまだ地元の人々の記憶に、鮮明に残っているの」とマラソンシーンにある種の危険性を感じていた。しかし、「撮影を行っていた間、ボストンマラソンが開催され、私もエキストラを務めてくれた地元の人々とコースを走った。胸がいっぱいになったわ。地元の人々がどういう気持ちだったのか、私には想像できない。でも、皆がエキストラとして参加してくれたことに、ものすごく感謝している」とエキストラに参加したボストン市民への感謝を語っている。
 ボストンは街を挙げて映画の撮影に協力し、実際に映画に登場するボーマンがリハビリに励んだスポルディング・リハビリセンター、義足を作ってもらったユナイテッド・プロセティクスや、ボストンの有名な建物に加え、伝説的な野球場フェンウェイパークでの撮影も実現。レッドソックスの開幕戦でボーマンが始球式のピッチャーを務める感動的なシーンが撮影された。また、ボストン・ブルーインズのホームアリーナでボーマンがアイスホッケーの試合に登場するシーンでは、公式戦の後、5000人のファンが会場に残りエキストラとして参加した。「ファンは心の底からボーマンを応援し、愛し、熱狂してくれた。ジェイクはそれまで、ボストンの人々の存在をおぼろげには感じていたが、あの晩、しっかりと感じられたと思う。それは演技の面でも大きな力になったはずだ」と脚本のジョン・ポローノ は語っている。

 そんな、ボストン市民の協力によって撮影された、リアルなボストンの街並みや雰囲気にもぜひ注目して欲しい!映画『ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』は5月11日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー!

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最終更新日
2018-04-25 15:00:00
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