リボルバー(1988) 作品情報

りぼるばー

巡査部長の清水信彦は見合いの相手・亜代と付き合っていたが、あまり結婚したいとは思っていなかった。ある日清水は公園で、会社員の阿久根に拳銃を奪われた。阿久根は不倫の相手で同じ会社のOL・美里が別の男と結婚することになり逆恨みしていた。しかし、二人を殺すことはできず、拳銃を動物園のゴミ箱に捨てた。それを拾ったのは高校生の進。彼はある晩レイプの現場を目撃したが何もできず、犯人に殴られてしまった。進はその男・石森を殺したくて鹿児島から札幌へ追った。清水は拳銃を奪われた責任をとって警察署を退職。ふと知り合ったホステスの節子のヒモのような生活を送っていた。だが、自分の拳銃のありかを知って少年に殺人を犯させまいと、進のガールフレンド、佐伯直子と共に札幌へ旅立った。進は石森の居場所をつきとめたが、いざ命乞いされると撃てなかった。しかし、その時進の落とした拳銃を亜代が拾い、自分をふった清水に向けて撃った。だが、その弾ははずれて、競輪狂・蜂矢の体に当たった。それまでツキに見放されていた蜂矢は痛みをこらえながら相棒の永井と共に「これでツキが戻ってくる」と喜んだ。

「リボルバー(1988)」の解説

盗まれた一挺の拳銃を通して少年、少女、警官、会社員、OL、競輪狂、ホステスなどさまざまな男女の生きざまを描く。佐藤正午原作の同名小説の映画化で、脚本は「噛む女」の荒井晴彦が執筆。監督は「波光きらめく果て」の藤田敏八、撮影は「STAY GOLD ステイ・ゴールド」の藤沢順一がそれぞれ担当。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1988年10月22日
キャスト 監督藤田敏八
原作佐藤正午
出演沢田研二 村上雅俊 佐倉しおり 柄本明 尾美としのり 手塚理美 南條玲子 小林克也 山田辰夫 倉吉朝子 吉田美希 我王銀次 長門裕之
配給 シネ・ロッポニカ
制作国 日本(1988)
上映時間 115分

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最終更新日:2022-09-17 02:00:03

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