累 かさね 作品情報

かさね

淵累(芳根京子)は伝説の女優・淵透世(檀れい)を母に持ち、母親ゆずりの天才的な演技力を持って生まれながらも、容姿は母に似ず、顔の大きな傷にも強いコンプレックスを抱いていた。そんな彼女に、母は一本の口紅を遺した。その口紅は、キスした相手の顔を奪い取ることができる不思議な力があった。一方、美貌に恵まれながら、決して他人には言えない理由により花開かずにいる舞台女優・丹沢ニナ(土屋太鳳)は、女優として大成することに異常な執念を募らせていた。ある日、累は、透世に世話になっていたという男・羽生田(浅野忠信)を通じてニナと出会う。互いに自分に足りない部分を埋めるように導かれた二人は、口紅の力を借りて入れ替わることを決断する。ニナの美貌と累の演技力を兼ね備えた完璧な女優“丹沢ニナ”は一躍脚光を浴び始め、二人の欲求は満たされていく。しかし、二人が恋に落ちた演出家・烏合(横山裕)を巡り、秘密の共同作業に亀裂が生じる。

「累 かさね」の解説

松浦だるまの同名コミックを実写映画化。伝説の女優を母に持ち、天才的な演技力がありながら、醜い容姿を恨み続けて生きてきた累。母は累に、キスした相手の顔を奪える不思議な口紅を遺していた。累は、美貌に恵まれながら花開かずにいる女優・ニナと出会う。監督は、「ストロベリーナイト」の佐藤祐市。出演は、「となりの怪物くん」の土屋太鳳、「心が叫びたがってるんだ。」の芳根京子、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」の横山裕、「ママレード・ボーイ」の檀れい、「幼な子われらに生まれ」の浅野忠信。

松浦だるまの同名コミックを実写映画化。累は演技の才能がありながら、顔に傷を持っていることを恨んでいた。母親は累に、唇に塗ってキスをすると相手と顔が入れ替わるという不思議な口紅を遺していた。累はある日、美貌に恵まれながらも花開かずにいる女優・ニナと出会い……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2018年9月7日
キャスト 監督佐藤祐市
原作松浦だるま
出演土屋太鳳 芳根京子 横山裕 筒井真理子 生田智子 村井國夫 檀れい 浅野忠信
配給 東宝
制作国 日本(2018)
上映時間 112分

(C)2018映画「累」製作委員会 (C)松浦だるま/講談社

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-09-26

🎭️劇中劇のオスカー・ワイルドの「サロメ」や怖い絵のこと等を想い出させる少女コミック原作の映画化作品

最終更新日:2022-10-06 16:00:02

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