謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス 作品情報

なぞのてんさいがかひえろにむすぼす

2017年、謎に満ちた画家ヒエロニムス・ボスの没後500年を記念したイベントが世界中で開催された。その最高傑作にして美術史上最も異彩を放つのが、スペイン・プラド美術館所蔵の三連祭壇画『快楽の園』。エロチックでグロテスクな“天国と地獄”が所狭しと描かれた奇想天外な世界。ボスは誰のために、何のために描いたのか。プラド美術館全面協力のもと、カメラは“悪魔のクリエイター”とも呼ばれたボスの創作の謎と素顔に迫る。赤外線分析で判明した下絵、緻密な筆遣いと顔料の秘密、現代に受け継がれなかった古楽器、そしてキリスト教との深い関係……。多方面の専門家の解説から『快楽の園』に込められた思想と、ボスの情熱が浮かび上がる。

「謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス」の解説

没後500年を迎えた画家ヒエロニムス・ボスの創作の謎と素顔を追ったドキュメンタリー。プラド美術館全面協力のもと、いまだ決定的な解釈のなされていない代表作『快楽の園』が世界中のクリエイターに与えた影響を検証、そこに込められたボスの思想と情熱に迫る。監督は「ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道」のホセ・ルイス・ロペス=リナレス。

没後500年を迎えた画家ヒエロニムス・ボスの創作の謎と素顔を追ったドキュメンタリー。プラド美術館全面協力のもと、いまだ決定的な解釈のされていない代表作『快楽の園』が世界中のクリエイターに与えた影響を検証、そこに込められたボスの思想と情熱に迫る。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年12月16日
キャスト 監督ホセ・ルイス・ロペス=リナレス
出演ラインダー・ファルケンブルグ オルハン・パムク サルマン・ラシュディ セース・ノーテボーム ルネ・フレミング シルビア・ペレス・クルース ルドヴィコ・エイナウディ ミケル・バルセロ ウィリアム・クリスティ ラウラ・レストレーポ イザベル・ムニョス ツァイ・グオチャン ネリダ・ピニョン エリザベット・タビュレ=ドゥラエ ミシェル・オンフレ サー・ジョン・エリオット フィリップ・デ・モンテベロ マックス ホアキン・ディアス ホセ・マヌエル・バジェステル
配給 アルバトロス・フィルム(提供:ニューセレクト)
制作国 スペイン=フランス(2016)
上映時間 90分

(C) Museo Nacional del Prado (C) López-Li Films

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「ミスチーフ・ジョーンズ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-01-25

お薦め度は、マニア向けの評価です(笑)。大昔、子供向けの「世界妖怪図鑑」なんかあると、大抵、一枚は、このボスの絵が使われていた。当時は「ボッシュ」と表記されていたかな。ボスを語るアーティストの中に、ソプラノ歌手のルネ・フレミングがいたのは嬉しかった。事前情報が無かったので。各国語の言語表現に拘る彼女の、芸術感を垣間見ることもできます。

最終更新日:2022-07-26 11:03:22

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