否定と肯定 作品情報

ひていとこうてい

ホロコースト否定論者との裁判の行方は?

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歴史学者デボラ・E・リップシュタットの講演中、ホロコースト否定論者のデイヴィッド・アービングが現れ、彼女は嘘を言っていると反論する。やがてアーヴィングはイギリスで、リップシュタットとその本の版元であるペンギン出版を、名誉毀損で訴える。2000年1月、王立裁判所で裁判が始まるが、リップシュタットが勝つためには、アーヴィングのホロコースト否定論の誤りと、彼の意図的な事実の歪曲を証明しなければならなかった。

「否定と肯定」の解説

「~はなかった」という否定論者は昔からいる。歴史的な検証がすんでいないものはともかく、すでに学会や世間では定説になっている事を否定する人たちで、自分たちの主義主張を通すために、資料から都合のいい部分だけを切り取って歪曲しているのだ。「表現の自由」は必要だが、野放しにしておけば嘘に基づいた偏見や憎悪を煽る自由も許されてしまう。本作は実話が基になっているが、そうした風潮にも一石を投じた作品。しかし固いだけの映画ではなく、法廷での被告と原告側のやり取りはスリリング。また、アメリカとイギリスの裁判のシステムの違いも、勉強になるだろう。監督は『ボディガード』があまりにも有名だが、TVドキュメンタリーの演出に定評があるミック・ジャクソン。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年12月8日
キャスト 監督ミック・ジャクソン
原作デボラ・E・リップシュタット
出演レイチェル・ワイズ トム・ウィルキンソン ティモシー・スポール アンドリュー・スコット
配給 ツイン
制作国 イギリス=アメリカ(2016)
上映時間 110分
公式サイト http://hitei-koutei.com/

(C)DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-12-27

力作です! 本当に傑作だと思いました。年明けの某左翼ライターが集まるベストテンでは第一位になる可能性大であろうか。それにしても、「肯定派」と「否定派」の息詰まる闘いを見せてくれた内容に大満足だ。邦画でこのレベルの作品が何で出来ないかねえ。右派と左派―日本じゃ横綱と幕下レベルの違いだからか?ただ反対するだけじゃ能がないもんなあ。


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最終更新日:2018-06-08 00:01:11

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