わたしは、ダニエル・ブレイク 作品情報

わたしはだにえるぶれいく

イギリスの巨匠、2度目のパルムドール受賞作

わたしは、ダニエル・ブレイクのイメージ画像1

イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイク。彼は突然、心臓病で働けなくなってしまう。医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとするも、理不尽で複雑に入り組んだ国の援助制度の前になす術がない。そんな中、偶然知り合ったシングルマザーのケイティとふたりの子どもたちと絆を深めていくダニエル。互いに助け合い、寄り添いながら希望を取り戻していくが、厳しい現実は容赦なく彼らに降りかかってくる。

「わたしは、ダニエル・ブレイク」の解説

前作を最後に、映画界からの引退を表明していたイギリス社会派の巨匠ケン・ローチ。引退を撤回して発表した本作は、2016年年の「第69回カンヌ国際映画祭」で、『麦の穂をゆらす風』以来、2度目の最高賞パルムドールに輝いた。イギリスの複雑な制度に振り回され、貧困という現実に直面しながらも助け合って生きる人びとの姿が描かれた本作には、世界中で拡大しつつある格差や貧困にあえぐ人々の現状と、助け合うことで何かを変えられるという最も普遍的なメッセージが込められていよう。ローチ監督が主人公のダニエル役に選んだのは、映画初出演のコメディアン、デイヴ・ジョーンズ。自然な演技で滲み上がらせる労働者の苦悩は、観る者の共感を誘う。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年3月18日
キャスト 監督ケン・ローチ
脚本ポール・ラヴァティ
出演デイヴ・ジョーンズ ヘイリー・スクワイアーズ ディラン・フィリップ・マキアナン
配給 ロングライド
制作国 イギリス=フランス=ベルギー(2016)
上映時間 100分
公式サイト http://danielblake.jp/

(C)Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinema and The British Film Institute 2016

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-04-13

見終えて黒澤明監督の<生きる>を思い浮かべた…。街角に公園を作ってブランコでゴンドラの唄を歌うそのシーンを!「命短し愛せし、乙女…」本編は高齢なケン・ローチ監督が引退を撤回して迄撮らざるを得なかった作品。真正面から雇用問題の社会制度の不備を突いた、その管理システムのコンピューター化の陥穽、OA 機器データベースの合理化と非人間性、社会的弱者への偏見…。一人の人間として当たり前の事、生きる権利がままらない事を、只その事を<わたしダニエル・ブレイク>は言い残した…


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最終更新日:2017-12-12 15:03:08

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